フレイルとアンチエイジング

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    JUGEMテーマ:認知症

    JUGEMテーマ:鍼灸・漢方・東洋医学

    JUGEMテーマ:食事・栄養療法

     

    【フレイルとアンチエイジング】

    ●フレイルって何だろう?
    ‖僚展詐
    疲労感
    3萋暗戮慮詐
    た搬竜’修慮瑳(歩行の速度が遅くなる)
    ザ變呂猟祺(握力の低下)

     

    ★サルコペニア(骨格筋の萎縮)が骨幹をなす
    空腹系(グレリン&神経ペプチドY)の老化 ➡食欲の低下
    インスリン抵抗性の増加
    炎症性サイトカインの増加
    テストステロンの低下
    成長ホルモン(GH)-インスリン様成長因子(IGF1)の低下

     

    ★人参養栄湯の適応は?(矢数道明)
    髪の毛が抜ける
    顔色に艶がない
    集中力がなくなり物忘れ
    口がまずく味がしなくて食欲がない
    動悸がして眠れない
    皮膚がかさつく
    爪が割れる
    筋肉に潤いがなく攣る

     

    ★ギンセノシドRg1はラットでテストステロンレベルを上昇し、性行動を促進する(J Sex Med 2010)

     

    ★ギンセノシドは老化モデルマウスの認知機能を改善する(Zhao.H .Brain Res1256. 2009)

     

    ★遠志(おんじ)が高齢者の認知機能を改善する(Jun-Yong Lee 2009)

     

    アンチエイジングは東洋医学の活用を!

     

    日本認知症学会 札幌  乾明夫先生講義

     


    医師と鍼灸師の連携の大切さ:埼玉医科大学 東洋医学科 菊池友和先生講義

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      JUGEMテーマ:食事・栄養療法

       

      医師と鍼灸師の連携の大切さ】鍼灸師医師交流会 
      埼玉医科大学 東洋医学科 菊池友和先生講義

      ●埼玉県は、75歳以上の高齢者の増加率が全国1位

      ●医師と鍼灸師が連携が必要なケースは?
      ・・医師側(医療機関)から見ると、ポリファーマシーな患者、マルチモビディティな患者、NSAIDsが使いづらい患者(CKD:慢性腎臓病など)

      ・・鍼灸師側(鍼灸院)から見ると、愁訴はあるけど一般検査で異常ない方で進行または不変、経過観察の意味を取り違えている or 鉄欠乏かも!!、Red Flagsなど

      ※マルチモビディティは,キーとなる疾患が設定しづいらものを言います。
      たとえば,糖尿病にCOPD(慢性閉塞性肺疾患)と前立腺肥大が併存しているような状態のことを言います。
      ※高齢者マルチモビ゙ディティ」でキーとなる疾患および健康問題・・・・慢性心不全、慢性閉塞 性肺疾患、認知症、筋骨格系の慢性疼痛、さらに孤独と貧困。
      これらに対する必要最低限かつ根拠のある投薬に加えて、非薬物治療(食事や運動、 鍼灸など)の積極的な利用、ソーシャル・サポートの構築などを心掛けよう。
      藤沼 康樹、総合診療 25巻12号 (2015年12月)


      ●私立公立病院における鍼灸部門開設院数は、2051施
      ちなみに埼玉は115施設・・もっと国民のために医師と鍼灸師が連携すべきでは?
      菊池先生グループの調査によると
      ・・埼玉県内の医療機関内で鍼灸治療を行なっている施設は約7%、連携を考えても約9%であった。
      ・・日本の診療ガイドラインに鍼の記載があることを知っている医師は埼玉県では10%であり、64%の医師はガイドラインで推奨されれば、鍼治療を推奨する。

      ●医師と鍼灸師が連携するために取り組んでいること
      鍼灸のことを知ってもらう・・医学部の教育にも鍼灸導入、エビデンスも大事

      ●Cochrane Systematic Reviewで鍼灸に肯定的な結論が述べられている疾患・症状(2018年3月現在)
      ・・一次性頭痛、episodicな片頭痛、緊張型頭痛、頸部障害、術後の嘔気・嘔吐(鍼に限定しない経穴刺激)、原発性月経困難症、妊娠中の腰痛・骨盤痛、陣痛軽減

      ・・鍼灸は痛みに関するエビデンスは比較的ある・・片頭痛に対する鍼の作用機序

      ● 医師と鍼灸師が連携することで国民にとって満足度の高い医療が提供できるのでは?
      1.非薬物療法の選択肢が増える
      2.鍼灸は痛みに関するエビデンスは比較的ある(2018年現在)
      3.早期に医療の介入が望まれる疾患や症状を医療機関に紹介することができる

      2018.9.13鍼灸師医師交流会 開催報告

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      【漢方診療における皮膚・鼻・肺・大腸の関連性】

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        JUGEMテーマ:食事・栄養療法

         

        漢方診療における皮膚・鼻・肺・大腸の関連性


        東京女子医科大学 東洋医学研究所 教授 伊藤隆先生

        ○鼻つまり・後鼻漏に小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)が奏功した例
        半夏(吐き気)と茯苓(利水・静穏)と生姜(吐き気)からなる「つわり」によく使う漢方。
        《考察》
        …樟楮醉兩癲岼貳姪に鼻腔は呼吸器と考えられるが,発生学的に鼻は外胚葉である皮膚が落ち込んでできたくぼみと,内胚葉である(口腔底が隆起した)消化管が1: 2程度の割合で合わさったものと理解されている。すなわち鼻腔の2/3はもともと胃などと同じ消化管であり,消化管の水毒をさばく小半夏加茯苓湯が鼻に効果的であることは理解に難くない。」
        田原英一他, 日東医誌.62(6) 718-721, 2011

        間接作用説:食道内酸逆流で起こる症状に食道外症状がある・・・伊藤先生はこちらを支持
        ・耳鼻口腔領域症状・・むし歯(歯牙酸蝕)、副鼻腔炎、反復性中耳炎
        ・咽喉頭症状・・喉頭炎、咽頭炎
        ・呼吸器症状・・慢性咳嗽、喘息症状、自発性筋繊維症
        『患者さんと家族のための胃食道逆流症ガイドブック』(日本消化器学会編)参照

        ※胃酸は抑えない、逆流を良くしている。患者さんは鼻から鼻汁が落ちてくると感じているが、実際は逆流の症状で喉に違和感を感じているのだと思う。

        ○五行(木火土金水)の色体表より繋がりを見ていくと
        金―肺―大腸―鼻―毛 ―憂
        ・・アレルギーマーチは「金系臓器(肺・大腸・鼻)」に発生します
        ・・肺・大腸・鼻の共通点:分泌と排泄
        ・・副鼻腔気管支症候群の症状も同様、すべての臓器に症状が起こる
        ・・腹診:肺は臍の右側=天枢(大腸の募穴)、肝は臍の左側

        ○お腹触ってみましょう
        臍傍抵抗圧痛・・駆瘀血薬・・桂枝茯苓丸、当帰芍薬散
        回盲部・・小腹腫痞・・大黄牡丹皮湯、腸癰湯、薏苡附子敗醤散
        S状部・・小腹急結・・桃核承気湯、芎帰膠艾湯(桃核より気持ち左側)
        鼠蹊部・・当帰四逆加呉茱萸生姜湯

        ○ 回盲部圧痛三方剤と葦茎湯
        (ア) 大黄牡丹皮湯−陽明実―便秘、腹痛、虫垂炎、痔疾−桃仁、冬瓜子、牡丹皮大黄 、芒硝
        (イ) 腸癰湯(ちょうようとう)―少陽実〜間―便秘(-)、同―薏苡仁、桃仁、冬瓜子、牡丹皮
        (ウ) 薏苡附子敗醤散(よくいぶしはいしょうさん)―太陰虚―皮膚枯燥、腹痛―薏苡仁、附子、敗醤  
        ※葦茎湯(いけいとう)―少陽―胸内苦悶、痰、微熱―薏苡仁、桃仁、冬瓜子―葦茎:あしのくき

        ○ 生薬の作用
        1. 桃仁・・駆瘀血 潤燥滑腸  
        2. 冬瓜子・・排膿 清肺化痰
        3. 牡丹皮・・駆瘀血 抗炎症  
        4. 薏苡仁・・利水 清熱 排膿 除痺

        ○ 漢方の呼吸器症状に対する作用機序
        直接作用説・・桃仁・牡丹皮・薏苡仁⇒気管支の炎症に作
        間接作用説‥発生過程で生じた臓器間の機能連関を介する→陰陽五行論に一致

        ○四象体質(韓国の伝統医学)・・薬、食事、日常生活を見直す必要性
        太陽は肺が強く、肝が弱い
         太陰は肝が強く、肺が弱い★
         少陽は脾が強く、腎が弱い
         少陰は腎が強く、脾が弱い

        ※金系臓器に問題ある人は、できる範囲で皮膚を鍛えよう、家の外に出るように促し運動しよう。
        水治療もよい。

        2018.9.1【開催報告】第28回  埼玉県西部地区東洋医学研究会 学術講演会

         

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        【黄耆+人参ユニット】

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          黄耆+人参ユニット
          あきば伝統医学クリニック 秋葉哲生 先生
          ●特定の生薬の組み合わせ(ユニット)により特徴ある薬効を示します
          1. 相須(そうす)=相乗作用:1+1=3  
          例:麻黄+桂皮

          2. 相使(そうし)=相加的作用:1+1=2、あるいは片方の引き立て役に作用
          例:半夏(のどがイガイガ)+生姜(半夏の毒性を打ち消す)

          ●人参(にんじん)+ 黄耆(おうぎ):内外を守る最強の補気ユニット
          ・人参:内を守り
          ・黄耆:外を守る・・・汗をかきすぎたり病的な発汗などに使う

          1. 清心蓮心飲
          2. 大防風湯
          3. 当帰湯
          4. 帰脾湯
          5. 加味帰脾湯
          6. 人参養栄湯
          7. 十全大補湯
          8. 補中益気湯
          9. 清暑益気湯
          10. 半夏白朮天麻湯

          ●抑肝散の浅田流記憶法
          『柴苓朮甘、川に釣して帰る』
          (さいりょうじゅつかん、かわにつりしてかえる)。
          柴胡、茯苓、そう朮、甘草、川きゅう、釣藤鈎、当帰

          秋葉先生、前半を記憶できなかったので 『料理の術で柴甘し』と覚えた。

          漢方の臨床 第12巻第10号 高橋道史訪問の記より

          ●補中益気湯(医王湯)
          ・茯苓を欠く四君子湯
          ・柴胡、升麻の升提(しょうてい作用:臓器を引き上げる作用)・・・補中と乙字湯のみ

          生薬構成の覚え方
          『柴胡 甘くして、京に上(升)り、仁義を陳述して、夏に帰る』
          柴胡 甘草 生姜 升麻   参耆 陳皮 朮 なつめ 当帰 

          ●清暑益気湯
          補中益気湯と似ているが、津液まで侵されてしまったときに使う。
          人参+「麦門冬」+「五味子」=生脈散(益気生津):本法が唯一
          柴胡&升麻⇒抜く

          ●十全大補湯
          四君子湯+四物湯+「桂皮+黄耆(経絡を疎通し、外を固める)」

          ●人参養栄湯には様々なユニットが含まれる
          人参+朮+茯苓+甘草=四君子湯
          人参+五味子+(麦門冬)
          生脈散(益気生津作用)
          地黄+当帰+芍薬+(川きゅう)➡四物湯
          桂枝+甘草➡桂枝甘草湯
          参耆剤(人参+黄耆)の一つ

          ※川きゅうを欠く・・・“血中の気薬”と言われる発散作用(気を漏らしてしまう)が過大に捉えられたもの。

          ●まとめ
          部分の集合は全体ではないが、漢方薬の効能はユニットで理解していくとよい

          ※漢方処方は、薬事法上「食前」と記載すること

          2018.9.1【開催報告】
          第28回 埼玉県西部地区東洋医学研究会 学術講演会

           

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          【未病(みびょう)とは?】

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            未病(みびょう)とは?
            「未病」という言葉は,現存する中国最古の医学書「黄帝内経」が初出である。素問と霊枢の二編が伝えられています。

             

            『素問』・・・「是れ故に,聖人は已病を治さずして,未病を治し,已乱に治めずして,未乱に治む」とあります。つまり,聖人はすでに病気ができあがってから治療するのではなく,病に至らない間に治療を行い,病を起こさせない。このことは,世の中が乱れてから対処するのではなく,世の中が乱れる前に対処するようなものです。

             

            『霊枢』・・・「上工は未病を治して,已病を治さず」とある。已病ではなく未病を治療するのが上工,すなわち優れた医者であるとされていました。

            漢方の健康観の特徴をひと言で述べると,「個人差を前提とする」ということ。

            漢方には天寿を受け入れる生命観と,『中庸(ちゅうよう)』を理想とする体質観・健康観があります。

            『体質』(constitution)は,未病と並んで伝統医学では重要視してきた概念です。
            心身ともにバランスのとれた年齢相応の活動性,反応性と健康度,これが中庸です。
            中庸を保つ具体的方法として,漢方では養生をきわめて重要視してきました。

             

            1)「病気になったら治療しよう」・・・・従来の医療,医師主導型医療
            2)「健康なうちに予防しよう」・・・・本人主導型予防
            3)「未病状態を察知し,病気になる前に治療しよう」・・・・患者・医師協働型医療

             

            「食事」・・・通常の飲食
            「食餌」・・・「食餌療法」:治療の意味をもつ食事

             

            未病医学標準テキスト  分担執筆
             

            日本未病システム学会 

            教科書委員長 喜多敏明先生
            理事長 吉田博 先生
            前理事長 福生吉裕 先生

             

             


            【心身一如(しんしんいちにょ)】

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              心身一如(しんしんいちにょ)


              「東洋医学」の基本的理念です。


              東洋医学では、ココロとからだを分けないで、一つのものとして認識してきました。
              「一如」は真理はただ一つである意。
              「一」 は不二、「如」は不異の意味です。

              心と体は別のモノであるという要素還元的考え方(思想)のもとに発達してきた西洋医学と対象的です。
              心身一如という言葉は鎌倉時代に道元(1200〜1253年)により書かれた「正法眼蔵」の“身心一如”起源としています。

              現代において、この言葉を初めて用いたのは、日本で初めて九州大学で心療内科をつくった池見酉次郎教授。

              患者さんをココロと体の両面から全体的なものとして取り扱うという人間存在の原点を踏まえた全人的医療の実践をめざす考え方です。

               

              例えば、傷寒論における小柴胡湯証の解説。
              「傷寒五六日中風、往来寒熱し、胸脇苦満し、黙黙として飲食を欲せず、心煩し、喜嘔す。或は胸中煩して嘔せず、或は渇し、或は腹中痛み、或は脇下痞鞕し、或は心下悸し小便利せず、或は渇せず身に微熱有り、或は欬する者は、小柴胡湯之を主る。」
              とあります。


              客観的な症候としての往来寒熱や胸脇苦満や心下悸。
              同時に存在する食欲不振、心煩、喜嘔などの自覚症状が渾然一体となって小柴胡湯の証を形成されることが理解されます。

              東洋医学において、主観と客観の渾然一体となった病態認識を表現するにふさわしい言葉です。

               

              健康なココロが、健康な“体”をつくる。 
              健康な体が、健康な“ココロ”をつくる。

               

              参考)寺澤捷年先生 日本東洋医学会雑誌 Vol.69 No.2 199-201,2018

                

               

               


              【薬食同源】《やくしょくどうげん》

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                薬食同源】《やくしょくどうげん》


                「食」の延長上にクスリがある、
                薬物と食物はその源が一つであるという考え方です。

                 

                中国最古の薬物書「神農本草書(しんのうほんぞうきょう)」には、自然界から選び出された365種の薬物が取り上げられており、それはさらに120種の上薬、120種の中薬、120種の下薬に分けられるとしています。

                 

                上薬(じょうやく)は、アンチエイジングにつながるもので、長期に摂取するほど、元気になるものです。

                中薬(ちゅうやく)は、使い方によって、クスリにも毒にもなるもの。上薬を助ける作用をもち、体の抵抗力を養います。

                下薬(げやく)は、毒であるが、病気の治療でどうしても必要なときに、慎重に用いるものです。長く服用してはいけません。上薬や中薬を補佐します。

                ⇒現代医療、予防医療にも通じる内容です。 

                 

                 


                【シンバイオティクスとアトピー性皮膚炎】Dr.奥平の栄養漢方治療講座<その他>

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                  シンバイオティクスとアトピー性皮膚炎


                  鉄欠乏改善は、「炎症との戦い」と言えます。
                  単純な #鉄不足 の場合は、鉄とたんぱく質の補充で改善する可能性が高いですが、
                  炎症による鉄の利用障害 の場合は、まず #炎症 の箇所を見付けて炎症を減らさないと、鉄の吸収も利用も下がってしまいます。

                   

                  アトピー性皮膚炎 は目に見える炎症。
                  腸内細菌叢との関連性があり、
                  シンバイオティクス(プロバイオティクス+プレバイオディクス)の経口投与に効果がみられるとの報告があります。


                  アトピー性皮膚炎 は、アレルギー疾患に罹患しやすい免疫環境を助長する腸内細菌叢の変化と関連している可能性があることから、アトピー性皮膚炎の予防と治療に、プロバイオティクス と プレバイオティクス を組み合わせた

                  シンバイオティクス が用いられるようになってきました。

                   

                  台湾・国立陽明大学のYung-Sen Chang氏らによるメタ解析の結果、シンバイオティクスは、とくに混合細菌を用いた場合と1歳以上の小児に用いた場合に、治療効果が認められることを報告しました。


                  ただし、アトピー性皮膚炎の1次予防効果に関しては、さらなる研究が必要だとまとめています。

                   

                  研究グループは、PubMed、MEDLINE、EMBASE、Cochran-e Central Register of Controlled TrialsおよびCAB Abstracts Archiveを用い、2015年10月15日までに発表されたアトピー性皮膚炎に対するシンバイオティクスの予防および治療効果を検討した無作為化比較試験の論文について、言語を問わず検索しました。


                  選択基準は、シンバイオティクスの経口投与による介入が行われ、アトピー性皮膚炎の疾患重症度評価(Scoring Atopic Dermatitis[SCORAD]指標)および予後評価(発症頻度)がなされているものとしました。

                   

                  主要評価項目は、治療効果検討試験ではSCORAD、発症予防効果検討試験ではアトピー性皮膚炎の相対リスクとしました。

                   

                  <結果>


                  ・検索で確認された257試験のうち、選択基準を満たした8試験(治療効果検討試験6件;0ヵ月〜14歳の小児369例、予防効果検討試験2件;6ヵ月までの乳児が対象の1件と生後3日未満の新生児が対象の1件、計1,320例)を解析に組み込んだ。


                  ・治療効果については、6試験のメタ解析の結果、治療8週時のSCORAD変化量は−6.56(95%信頼区間[CI]:−11.43〜−1.68、p=0.008)で、有意に低下した。


                  ・サブグループ解析の結果、有意な治療効果が認められたのは、混合細菌使用時(加重平均差:−7.32、95%CI:−13.98〜−0.66、p=0.03)、および1歳以上の小児(同:−7.37、−14.66〜−0.07、p=0.048)であった。
                  ・予防効果については、プラセボと比較したシンバイオティクス投与によるアトピー性皮膚炎の相対リスク比は、0.44(95%CI:0.11〜1.83、p=0.26)であった。

                  Chang YS, et al. JAMA Pediatr. 2016 Jan 25.

                   

                   

                  ◆奥平智之FBグループ

                   日本栄養精神医学研究会

                   食事栄養療法俱楽部

                   【テケジョ=鉄欠乏女子】

                   

                  ◆奥平智之著書

                   マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ

                   単行本(ソフトカバー) – 2017/11/11
                   奥平 智之  (著),‎ いしいまき (イラスト)  

                   

                   

                   

                   

                   

                   


                  【クコシは目の疲れに良いとされる生薬】Dr.奥平の栄養漢方治療講座<漢方>

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                    JUGEMテーマ:食事・栄養療法

                    JUGEMテーマ:鍼灸・漢方・東洋医学

                     

                     

                    クコシは目の疲れに良いとされる生薬


                    クコシ(枸杞子)
                    成分:ベタイン ゼアキサンチン
                    ナス科   クコ Lycium barbarum 成熟した果実


                    《作用》
                    強壮作用
                    抗酸化作用
                    免疫増強作用・調節作用
                    抗老化作用
                    抗脂肪肝作用

                     

                    ◇ 漢方では肝腎を補い、血を補い、目を明らかにする効能があるとされています。また、目の疲れを取るとの報告もあります

                     

                    ◇ クコシ(ゴジベリー)は、ビルベリーを上回る、高い抗酸化活性(ビルベリーの1.6倍)を示すことが報告されています
                    抗酸化物質に含有量は、ブルーベリー<ビルベリー<クコシ(ゴジベリー)
                    ※ビルベリーは一般的に目に良いと知られているブルーベリーの野生種であり、抗酸化作用があるポリフェノールのアントシアニンを一般的なブルーベリーの2〜3倍含んでいると言われています

                     

                    ◇ ゼアキサンチンの眼に対する作用
                    ゼアキサンチンはルテインの異性体で、どちらもカルチノイドの一種であるが、ルテインとは化学構造が違います(分子式は同じ)
                    ✔️ ルテインは網膜内黄斑部周辺部、ゼアキサンチンは網膜内黄斑部中心に多く存在しています。黄斑部は視細胞が集中し、目に入ってきた光が像を結ぶ、大変重要な働きをしている部分です
                    ✔️ ゼアキサンチンは強力な抗酸化力を持ち、眼に入る紫外線やブルーライトによる酸化ストレスから黄斑部を守る働きがあります
                    ゼアキサンチンには、ブルーライトを吸収する働きもあります

                     

                     

                       
                    図:ブルーライトの波長域と黄斑色素の紫外可視スペクトル
                     

                     

                    ◆奥平智之FBグループ

                     日本栄養精神医学研究会

                     食事栄養療法俱楽部

                     【テケジョ=鉄欠乏女子】

                     

                    ◆奥平智之著書

                     マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ

                     単行本(ソフトカバー) – 2017/11/11
                     奥平 智之  (著),‎ いしいまき (イラスト)  


                    【カゼをひいて熱が出たら、さらに熱を上げる?】Dr.奥平の栄養漢方治療講座<漢方>

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                      JUGEMテーマ:食事・栄養療法

                       

                      【カゼをひいて熱が出たら、さらに熱を上げる?】

                      ~自己治癒力を鼓舞する漢方薬~
                      風邪やインフルエンザのウイルスは「低温嗜好性」。
                      そのため、からだの体温が上がると、ウイルスの活性は弱まります。

                      風邪で発熱するのは、生体防御システム。
                      サイトカインなどを産生して体温を上昇させます。
                      そのため、解熱剤で解熱することは、治癒を遅らせて、風邪が長引いてしまう可能性があります。
                      風邪の時は、麻黄を含む漢方処方(葛根湯や麻黄湯など)でさらに発熱を後押しします。
                      風邪の初期にゾクゾクと寒気がして汗を出さない状態で漢方で発熱をさらに促して、ウイルスをやっつけたあと、発汗とともに熱は下がってきます。
                      ★しかし、体力がない人は、皮膚の保温作用が強くないので、体温が十分に上がる前に自然発汗してしまい抗病力を高められません。
                      そのため、発汗を促す麻黄を含まない処方(桂枝湯など)で軽く体温を上げつつ、しっかり布団をかけてゆっくりやすむといいでしょう。

                      麻黄が使えないようなケースは風邪がながびくケースがあります。
                      ★桂枝湯(けいしとう)・・・おだやかな発汗・発散作用のある“桂皮(シナモン)”、痛みをやわらげる“芍薬”、体をあたためる“生姜(ショウガ)”、緩和作用のある“甘草”などが配合されています。
                      桂枝湯は、に、葛根(カッコン)と麻黄(マオウ)を加えたものが、「葛根湯(かっこんとう)」です。

                       

                      元記事|奥平智之FB

                      ◆奥平智之FBグループ

                       日本栄養精神医学研究会

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                       【テケジョ=鉄欠乏女子】

                       

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                       奥平 智之  (著),‎ いしいまき (イラスト)  

                       

                       


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