【副腎が弱くなると・・・?】 ⇒ストレスに弱くなります

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    JUGEMテーマ:食事・栄養療法

     

    副腎が弱くなると・・・?
    ⇒ストレスに弱くなります

    ★副腎皮質機能低下症・・・『副腎』から分泌されるホルモン(コルチゾール、アルドステロン、副腎アンドロゲン) が低下した状態

    .灰襯船勝璽襦ΑΑε代謝、脂質代謝、アミノ酸代謝、水・電解質代謝、骨代謝、免疫などに関与
    ▲▲襯疋好謄蹈鵝ΑΑ腎遠位尿細管に作用して、ナトリウム再吸収およびカリウム排泄を促進し、水・電解質代謝を調節している
    I腎アンドロゲン・・・弱い男性ホルモン活性を有する

    副腎皮質機能低下症の臨床症状や一般検査所見には、特異的なものは少ないが、
    うつ状態、低血糖、低ナトリウム血症、低血圧などを認める場合には、鑑別診断として副腎皮質機能低下症も考慮。
    血中コルチゾール濃度は日内変動があること、ストレスで高値になるため、早朝空腹時に測定します。

    副腎皮質機能低下を早期診断・治療するために:日内会誌103:878-885,2014

     

     

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    【「糖質過多」は大切なオートファジーを抑制してしまう】

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      JUGEMテーマ:食事・栄養療法

       

      【「糖質過多」は大切なオートファジーを抑制してしまう】


      ★オートファジー(自食作用)とは??
      =「自分」(オート)+「食べる」(ファジー)
      =細胞内のタンパク質のリサイクル

      ⇒細胞の老化や癌を防ぐ《アンチエイジング》

       

      〇こわしてつくって、こわしてつくって、タンパク質は動的平衡を保っています。

      細胞内では、絶えずタンパク質は分解してアミノ酸にして、また新しいタンパク質を合成していますが・・・・

      実は、経口から摂取するタンパク質より、「自分のタンパク質」をリサイクルしている量の方が多いのです。

       

      ★自食すること《オートファジー》によって、

      細胞内を少しずつ入れ替え、いらなくなったタンパク質などが蓄積しないようお掃除している
      細胞が自身のタンパク質の一部を壊して栄養素をリサイクルしている

      と考えられています。

       

       


      【女性の血糖コントロール】

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        【女性の血糖コントロール】



        ’タ

        妊娠は、「糖尿病になりやすい状態」になります。

        母体は、インスリン抵抗性を増大することによって「胎児への栄養供給を維持しているから」です。


        胎盤からインスリン作用に拮抗するヒト胎盤ラクトーゲン,プロゲステロン,エストロゲンなどが産生されるため、インスリン抵抗性が増大します。


        妊娠中においてはそのインスリン抵抗性を代償するために「膵β細胞容積の増加」と「インスリン分泌の増加」が起こります。

        ・・・・プロラクチン受容体活性化を介してセロトニン合成の増大により膵β細胞の増殖が刺激されるシステム


        しかし母体のインスリン分泌予備能が低下していると平衡をくずして糖代謝異常が出現してしまいます。


        胎児への栄養補給にインスリン抵抗性は重必要なのですが、インスリン抵抗性が過度になってしまうと、 母体の妊娠糖尿病を発症し、胎児の発育と成長に悪影響をおよぼしてしまいます。


        出産後には、胎盤の排出とともにインスリン抵抗性が減じるため耐糖能は正常化します。


        ∧跳

        インスリンの分泌低下とともに末梢組織でのインスリン感受性の低下をきたします。

        さらに更年期の女性では運動不足や体重増加の因子も加わり血糖コントロールが増悪します。


        ★エストロゲン・・・・糖代謝に関与。エストロゲンが 〜加する妊娠後期や低下する閉経期では糖代謝に悪影響をおよぼします。


        ⇒妊娠後期で認められる高濃度のエストロゲンは耐糖能異常を引き起こすのですが、生理のある女性での生理的濃度のエストロゲンは、耐糖能異常から防御的に働きます。


        ※食欲とエストロゲン※

        エストロゲンはレプチンと同様に視床下部を介して食欲を抑制します。

        ・・・体脂肪量を低下させ、エネルギー消費を上昇させます。


        ★性周期の低温期と高温期

        インスリン感受性の良好な時期と不良な時期があります。

        黄体期(高温期)・・・インスリン分泌が増大

        「月経前に血糖が上昇する」パターンをとります。



        参考 奥山朋子他, 糖尿病における性差医療〃貪, 糖尿病, 56(8):522〜524, 2013



        【「ケトン体」である3-ヒドロキシ酪酸(らくさん)】

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          「ケトン体」である3-ヒドロキシ酪酸(らくさん)


          抑うつ重症度と関連する最も有力な代謝産物。
          うつ状態を回復させようとする生体防御システムかもしれません。

          ヒトでは絶食・飢餓時にエネルギー源が枯渇すると肝臓でアセチルCoAから作られます。

          血中グルコース濃度が少ない時に脳のエネルギー源として使われます。

          グルコース代謝よりも「脂質」に有利なマーカーです。

           

          3-ヒドロキシ酪酸(3-ヒドロキシブチレート:BHB)は、「脳の炎症」に関連しており、特に「てんかん」に深く関与しています´◆

           

          Sada N, Lee S, Katsu T, Otsuki T, Inoue T. Epilepsy treatment. Targeting LDH enzymes with a stiripentol analog to treat epilepsy. Science. 2015
          Youm YH, Nguyen KY, Grant RW, Goldberg EL, Bodogai M, Kim D, et al. The ketone metabolite betahydroxybutyrate blocks NLRP3 inflammasome-mediated inflammatory disease. Nature medicine.2015

           

          3-ヒドロキシ酪酸自体が感情的エネルギー代謝プロセスを介して脳内のシステムをコントロールしています。

          NLRP3の炎症性サイトカインを減少させます。

           

          ※ケトン体は、アセト酢酸、3−ヒドロキシ酪酸、アセトンの3つの総称です。
           
          Setoyama D,et al :Plasma metabolites predict severity of depression and suicidal ideation in psychiatric patients-A multicenter pilot analysis: PLOS ONE 11(12), 2016 

           


          【柔らかく しなやかな細胞膜にしよう 

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            JUGEMテーマ:食事・栄養療法

             

            柔らかく しなやかな細胞膜にしよう

            人間の60兆個の細胞の細胞膜を作っているのは「脂質」

            細胞の形と柔らかさは、細胞膜によって決まる

            1.コレステロール・・・形を整えている
            2.脂肪酸・・・・・・・柔らかさ

            オメガ3系とオメガ6系の脂肪酸の理想的な比率である1:1の場合、細胞膜もいいバランス

            赤血球や血管の細胞膜がしなやかで柔らかいと、細い末梢血管にも血流が行きとどくようになり、酸素や栄養も体のすみずみまで送り届けることができる。

            細胞膜が硬いと、破れたり傷つきやすくなり、細胞の質は落ちていく。

            ※オメガ3系脂肪酸の摂取が少なく、オメガ6系脂肪酸をたくさん摂取している現代人は、細胞膜が硬くなっている。

            ☆EPAリッチな細胞膜を目指そう^^

             


            【赤ちゃんの腸内細菌は母親から】

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              赤ちゃんの腸内細菌は母親から


              赤ちゃんがお母さんの

              産道

              皮膚にある常在菌や

              便の中

              の腸内細菌にふれることで、赤ちゃんの腸内細菌叢ができてきます。

               

              赤ちゃんはお母さんの「産道」を通るときに周囲の環境から細菌を取り込んで、腸内細菌叢を生着させていきます

              Clemente JC;2012

               

              お母さんのおなかの中にいる胎児は無菌であると考えられてきましたが

              実は胎盤や羊水、さい帯血にも細菌がいることがわかっています

              (Prince A;2015)

               

              お母さんの胎盤で見つかる細菌叢は、お母さんの腸管の入り口である口の中の常在菌に似ているのです

              Nuriel-Ohayon M;2016

               

              お母さんが子どもに自分の腸内細菌をあげる作業は、
              「おなかの中にいるときから」すでに始まっているのかもしれません。

               


              【オメガ3系の脂肪酸】

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                オメガ3系の脂肪酸


                精神科の外来は、採血してもEPA、DHAが低い人ばかり。

                まずは食事指導からです。


                ☆DHA(ドコサヘキサエン酸)は、神経細胞膜のリン脂質の約30%を占める重要な成分です。


                イワシ、ブリ、サバ、サンマ、ウナギ等に多く含まれています。


                ☆海馬などでは脳由来神経栄養因子BDNFの発現を高めます。

                BDNFは、神経細胞が活動するときに分泌されて、その神経細胞や周囲の細胞に栄養を与え、さらに活動を強化する働きがあります。

                また、BDNFは、ニューロン新生も促進することが報告されています。


                ☆魚油は、水銀やカドミウムやダイオキシン等の有害物質も含まれている可能性がありますので注意が必要です。


                ☆EPAやDHAについては1g/日 以上、魚に換算すると90g以上の摂取が推奨されています(農林水産省)。


                ☆オメガ3系脂肪酸は、


                〆挧Δ遼譴隆袷汗と流動性

                ⊃牲估裕成長

                神経伝達物質

                た牲从挧生存

                タ牲佇兩

                ε昭

                А惘蠑鼻戮陵淦★


                に関与しています。





                【「AGEs」(糖化・炎症・酸化)を減らそう!】

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                  「AGEs」(糖化・炎症・酸化)を減らそう!
                  AGEs(えーじーいー:終末糖化産物:しゅうまつとうかさんぶつ:Advanced Glycation End Products)

                   

                  タンパク質の糖化反応(メイラード反応:ホットケーキがこんがりきつね色に焼ける等)によって作られます。

                  AGEs受容体に結合して、ミクログリアの活性化やNF-κB を主体とした「炎症反応」を引き起こします。

                  炎症は鉄の利用障害(吸収や輸送の低下)にもつながります。

                  AGEsは、炎症、酸化にも関係し、統合失調症の合併症のリスク要因に関係している可能性があります。

                  皮膚のコラーゲン同士を結合させ、弾力性を低下させ、肌のシワやタルミなど原因に【老化】。

                  AGEsの増加は〃亳摂取と体内における生成による。

                  「揚げる、ローストする、焼く」は増える。 
                  「ゆでる、煮る、蒸す」は良い。

                  タバコや糖質過多はAGEsを増加。

                  糖質は控えめに。ビタミンB群はしっかりとりましょう。

                  ビタミンC(野菜)やビタミンE(ナッツ類、オリーブオイル)、
                  フィトケミカル(ポリフェノール、カロテノイド)など抗酸化力のある食事を心がけましょう。

                  ポリフェノールとは、ブルーベリーなどのアントシアニンや、大豆イソフラボン、玉ねぎなどのケセルチン。

                  カロテノイドは、ニンジンやしそなどのβカロテン、そしてトマトなどのリコピン、赤パプリカや赤トウガラシなどのカプサンチン。

                  抗酸化力を高めるには、特定の野菜ばかり食べるよりも、ビタミンC・ビタミンE・フィトケミカルを含む様々な野菜を組み合わせて摂ると、さらに
                  効果的。
                  フィトケミカルは皮の部分に多いので丸ごと食べるとよいでしょう。

                  ★「AGEs」(糖化・炎症・酸化)対策は、鉄の利用も助けます。

                   

                   


                  【あなたのアルコールの適正量は??】

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                    あなたのアルコールの適正量は??


                    お酒飲みますか? 1週間にどれくらい飲んでいますか?
                    人種差も個体差も疾患によっても大きく異なると思われますが、下記のような報告があります。

                    我々のアルコールの適正量はいったいどれくらいなのでしょうか?

                     

                    英国・ケンブリッジ大学のAngela M. Wood氏らは、約60万人のアルコール摂取状況を解析し、死亡リスクが最も低い閾値は約100g/週であることを示しました。


                    研究グループは、全死因死亡および心血管疾患のリスクが最も低いアルコール摂取量の閾値を明らかにするために、心血管疾患の既往歴のないアルコール摂取者59万9,912例のデータを解析しました(英国医学研究審議会などの助成による)。

                    19の高所得国の3つの大規模なデータソース(Emerging Risk Factors Collaboration、EPIC-CVD、UK Biobank)から、個々の参加者のデータを収集し、統合解析を行いました。
                    83件の前向き研究を施設、年齢、性別、喫煙、糖尿病などで補正して、用量反応関係の特性を明らかにし、アルコール摂取量の100g/週ごとのハザード比(HR)を算出しました。

                    ベースラインのアルコール摂取量を、週当たりの摂取量(g)で8つの群に分類し、アルコール摂取量と、全死因死亡、心血管疾患全体、心血管疾患のサブタイプとの関連を評価しました。
                    HRは、アルコール摂取量の長期的なばらつきの推定値で修正しました。

                    登録のベースライン年は1964〜2010年で、平均年齢は57±9歳、44%が女性だった。喫煙者は21%で、アルコール摂取量100g/週以上が約50%を占め、350g/週以上は8.4%でした。

                     

                    540万人年のフォローアップ期間に、4万310例(血管系:1万1,762例、新生物:1万5,150例を含む)が死亡し、3万9,018例(脳卒中:1万2,090例、心筋梗塞:1万4,539例、心筋梗塞を除く冠動脈疾患:7,990例、心不全:2,711例、他の心血管疾患による死亡:1,121例を含む)が心血管疾患イベントを発症しました。

                    全死因死亡のHRは、アルコール摂取量が増加するに従って曲線を描いて上昇し、最も死亡リスクの低い摂取量は約100g/週未満であった。これは週に、英国の標準的なグラスワインまたは1パイントのビールで、およそ5〜6杯に相当します。

                    アルコール摂取量の増加とリスクの上昇に、ほぼ直線的な関連が認められた心血管疾患のサブタイプとして、脳卒中(摂取量の100g/週増加のHR:1.14、95%信頼区間[CI]:1.10〜1.17)、心筋梗塞を除く冠動脈疾患(1.06、1.00〜1.11)、心不全(1.09、1.03〜1.15)、致死的高血圧性疾患(1.24、1.15〜1.33)、致死的大動脈瘤(1.15、1.03〜1.28)が挙げられました。

                    これに対し、アルコール摂取量の増加とともに、心筋梗塞のリスクは低下し、対数線形的な関連がみられた(HR:0.94、95%CI:0.91〜0.97)。

                     

                    40歳時の平均余命は男女とも、アルコール摂取量が>0〜≦100g/週の集団と比較して、>100〜≦200g/週の集団は約6ヵ月短く、>200〜≦350g/週の集団は約1〜2年、>350g/週の集団は約4〜5年短縮した。

                     

                    参考文献)

                    Wood AM, et al:Risk thresholds for alcohol consumption: combined analysis of individual-participant data for 599 912 current drinkers in 83 prospective studies:Lancet. 391.1513-1523.2018

                     


                    【検査数値と薬剤の影響】Dr.奥平の栄養漢方治療講座<その他>

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                      JUGEMテーマ:食事・栄養療法

                       

                      検査数値と薬剤の影響

                       

                      検査時は服用中の薬剤を申告しましょう

                      お薬手帳を持参しましょう
                       

                       

                       

                       

                      ◆奥平智之FBグループ

                       日本栄養精神医学研究会

                       食事栄養療法俱楽部

                       【テケジョ=鉄欠乏女子】

                       

                      ◆奥平智之著書

                       マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ

                       単行本(ソフトカバー) – 2017/11/11
                       奥平 智之  (著),‎ いしいまき (イラスト)  

                       

                      ◆奥平智之連載

                       精神看護にて2018年03月号から2年間予定

                       2018年03月発行 (通常号) ( Vol.21 No.2 )
                       2018年05月発行 (通常号) ( Vol.21 No.3 )

                      1. 奥平智之:栄養精神医学(1)貧血がなくても鉄不足でメンタル不調.精神看護(21)2:158-164,2018
                      2. 奥平智之:栄養精神医学(2)鉄欠乏改善でレジリエンスの向上を!.精神看護(21)3:264-271,2018

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