【フレイルには漢方】大野修嗣先生:【開催報告】第51回 埼玉若手漢方医会

0

     

     

    【フレイルには漢方】大野修嗣先生講義


    フレイルとは?・・・加齢に伴う機能変化や予備機能低下によって精神的・肉体的な脆弱性が増加した状態

     

    ●フレイルの評価(J-CHS基準)・・食欲不振、疲れ、気力の低下・・補材の適応
    体重減少・・6ヶ月で,2〜3Kg以上の体重減少
    筋力低下・・握力:男性<26Kg 女性<18Kg
    疲労感・・(ここ2週間)訳もなく疲れたような感じがする
    歩行速度・・通常歩行速度<1.0m/sec
    身体活動 〃擇け親亜β料燹´定期的な運動・スポーツ、のいずれも「週の1回もしていない」

     

    ●補剤(ほざい)とは?
    消化器の機能低下、精神機能低下、筋力の低下、内分泌・泌尿器系の機能低下を補う漢方

     

    ●補剤
    〔人参剤〕 啓脾湯 人参湯 四君子湯 六君子湯
    〔参耆剤〕 補中益気湯 十全大補湯 人参養栄湯 大防風湯 半夏白朮天麻湯 清心蓮子飲 清暑益気湯
    〔補腎剤〕 六味丸 八味地黄丸 牛車腎気丸
    〔その他〕 酸棗仁湯(さんそうにんとう)(サーカディアンリズムを整える漢方)・・・効く人は、虚証。

     

    ●補中益気湯(ほちゅうえっきとう) の使用目標 ・・胃腸を治す
    ・・気力・体力の低下、全身の生理機能低下、胃腸機能の低下、皮膚附属器の機能低下
    ・・『中気下陥』・・陽気の固摂機能の低下・・内蔵下垂(胃下垂・遊走腎・脱肛・子宮脱)
    筋トーヌスの低下(手足倦怠・泥状便・失禁)
    溜飲・食後の眠気・無気力  
    ※ +麦門冬湯=味麦益気湯
    ※ +真武湯=調中益気湯

     

    ●十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)の使用目標・・全身倦怠感、皮膚枯燥、貧血様症候
    ※四物湯の中の地黄や川きゅう・・・胃に触ることがあるので注意


    ● 鑑別
    ☆ 気力・体力低下がより強い →補中益気湯
    ☆ 「血虚」が明らかで胃腸虚弱がない →十全大補湯

     

    ●人参養栄湯(にんじんようえいとう)の使用目標
    ☆補中益気湯証で不眠・咳・血虚(血流障害・肌荒れ)がある


    ★十全大補湯-川きゅう+陳皮+遠志+五味子
    ☆アルツハイマー型認知症に対する多数例比較試験
     /欲不振を改善 ◆MMSEスコアーの改善

     

    ●補中益気湯と近縁処方の比較
    ・・・参耆剤の「人参・黄耆」の配合量が多い方が補材としての効果が高い
    血虚高度・脾虚少ない⇒十全大補湯
    不眠・不安感がある⇒帰脾湯・・・+ほてり(+柴胡+梔子)⇒加味帰脾湯
    血虚・不眠がある⇒人参養栄湯

     

    ●大防風湯(だいぼうふうとう)の使用目標:四物湯が入っている参耆剤
    ・・関節の腫脹・疼痛、運動機能障害、鶴膝風(かくしつふう:膝ばっかり目立ってしまい鶴の脚のよう) 、下肢の筋力落ちてきた時(サルコペニア)に

     

    ●抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)の使用目標
    ・・「気うつ」を内包した精神神経の「過緊張」、イライラ、神経過敏、不眠、倦怠感、食欲不振

     

    ★解体新書・杉田玄白先生の嘆き・・『耄耋独語(もうてつどくご)』【腎虚】
    目がかすんで物がはっきり見えない
    耳は次第に遠くなる
    のぼせの強い日は耳鳴りがうるさくてたまらない
    歯がだんだん欠けて今は一本もない
    小水の方も近くなって夜も昼も何度も行かねばならず、間に合わずに出てしまう

     

    ★次のうち3つがあれば「腎虚」
    1.腰や背中がだるく痛む
    2.下腿がだるく踵,下腿外側が痛む
    3.耳鳴,聴力減退
    4.脱毛し,毛髪に艶がない
    5.歯の動揺,脱落
    6.性能異常(インポテンツ,夢精)
    7.尺脈弱

     

    ● 「腎虚」が基礎にある場合に使用
    六味丸:八味地黄丸去桂枝・附子・・腎陰虚=腎虚+ほてり
    八味地黄丸:腎陽虚=腎虚+冷え・・腰脚の倦怠・疼痛 排尿障害 耳鳴
    牛車腎気丸:八味地黄丸+牛膝(駆瘀血)・車前子(利水下肢の疼痛・シビレには八味地黄丸より強力
    真武湯:腎陽虚

     

    ●甘草1.5g/日 以内なら偽アルドステロン症はまずでない

     

    大野修嗣先生 大野クリニック院長/日本東洋医学会 副会長  
    2018.11.8【開催報告】第51回 埼玉若手漢方医会

     

     

    画像に含まれている可能性があるもの:1人、立ってる

    画像に含まれている可能性があるもの:2人、奥平 智之さんを含む、、スマイル、立ってる(複数の人)

    画像に含まれている可能性があるもの:1人、立ってる

     


    第36回東京若手漢方医会2018.6.13開催報告:冨澤英明先生講義

    0

      JUGEMテーマ:食事・栄養療法

      JUGEMテーマ:鍼灸・漢方・東洋医学

       

      第36回東京若手漢方医会2018.6.13開催報告:冨澤英明先生講義

       

      骨折しても痛み止め処方しない
      ★早期の骨折が治るのが遅くなるので安易に使いません。
      使うと、血管収縮、炎症反応の阻害。
      痛み物質の放出は低下。
      ⇒血流を阻害して治癒は遅れてしまいます。

       

      ★NSAIDs(ステロイドではない抗炎症・解熱・鎮痛薬の総称)
      ・・・・・プロスタグランジンの合成を阻害することにより効果を発揮しますが、プロスタグランジンは、炎症と疼痛をもたらすだけではなく、胃内膜などの再生に関わるなど、必要な役割もあります。

      痛みがあるから骨折の人は無理して動かさなくなるというメリットもあります。

       

      ★NSAIDsは早期骨折治癒を阻害:The Effect of Nonsteroidal Anti-Inflammatory Drug Administration on Acute Phase Fracture-Healing : A Review.JBJS 2012;94:815-23

       

      ★整形外科は鉄欠乏が多い!
      鉄はコラーゲンの材料!


       


      第36回東京若手漢方医会【開催報告】運動器の痛みにコミットする漢方〜血流と栄養を意識した整形外科的治療〜

      0

        JUGEMテーマ:食事・栄養療法

        JUGEMテーマ:精神医学(psychiatry)

         

         

        第36回東京若手漢方医会【開催報告】

        運動器の痛みにコミットする漢方〜血流と栄養を意識した整形外科的治療〜
        東京蒲田病院 整形外科 部長冨澤英明先生講義

        【整形外科:どうする?痛み】
        ★痛みの漢方
        ⇒時期、痛み方、運動の種類、熱、胃、消化器の状態で使い分け

         ̄柎慌築嘉(えっぴかじゅつとう)
        …超急性期、動かなくても痛い!、安静時痛、熱を発散、口渇《熱と水滞のある時》

        ∨祕百点佚(まきょうかんせきとう)
        …急性期、動かすと痛い!、無酸素運動で、熱がこもっている、普通

        K埠甓耆湯(ぼういおうぎとう)
        …急〜亜急性期、日常動作で痛い!、有酸素運動で、すぐ汗をかく、胃弱の人

        薏苡仁湯(よくいにんとう)
        …慢性期か再現性、決まった動作で痛い!、決まっていない、冷えも感じる、普通《水毒、瘀血が軽くなった慢性期で決まった場所に出る痛みに。》

         

        ★治打撲一方(ち”だぼくいっぽう):使用目標は『骨』!!
        <骨挫傷、骨折などの痛み>

        ・治打撲一方+桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)(静脈血流改善)
        …皮下出血、腫脹

        ・治打撲一方+疎経活血湯(そけいかっけつとう)(動脈(+静脈)
        血流改善)…血流障害

        ・治打撲一方+十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)…皮膚トラブル、胃弱

        ※そけいかっけつとう:末梢性の動脈性血流障害(冷えて痛い時)…四物湯が入っている。黒ずみとむくみと冷えがある人に。
        血管力アップ。“飲む温泉”

         

        ★※麻杏薏甘湯+桂枝茯苓丸:動かすと痛い筋痛に広く使う

         


         


        第36回東京若手漢方医会【開催報告】【血虚(鉄欠乏)のための食事は?】

        0

          JUGEMテーマ:食事・栄養療法

           

           

          第36回東京若手漢方医会【開催報告】【血虚(鉄欠乏)のための食事は?】
          〜猪越英明先生講義〜
          ○ 身体を支える物質「気・血」とは
          ・気とは・・・エネルギー
          ⇒キーワード:動かす、バリア、代謝

          ・血とは・・・ほぼ「血液」に相当
          ⇒キーワード:栄養、潤い、精神安定

          ○ 「血」が足らないと・・・
          めまい、ふらつき、生理不順、乾燥肌、髪がパサつく、不眠、不安感などの症状が現れます。

          おすすめ食材は、
          レバー、烏骨鶏、赤身魚(血合い)、
          牡蠣、なまこ、小松菜、ほうれん草、トマト、ニンジン、
          黒豆、小豆、
          プルーン、ブルーベリー、イチゴ、ざくろ、
          クコ、桃、ナツメ、ぶどうなど。

          ○ 血虚となる3つの背景

           帛5さ」:胃腸が弱い
          ◆峇竜ぽ儀襦覆んきうっけつ)」:ストレス
          「腎虚」:加齢

          ∞5さ・・・疲れやすい、風邪をひきやすい、食欲不振、軟便気味などの症状が現れます。
          ⇒おすすめ食材:山いも、うなぎ、豆類、卵、蜂蜜、棗など

          肝気鬱結・・・イライラ、怒りっぽい、落ち込み、情緒不安、PMS(月経前症候群)、不眠、目が疲れやすい・充血しやすいなどの症状が現れます。
          ⇒おすすめ食材:お酢(黒酢)、柑橘類、緑黄色野菜、セロリ・春菊など香り野菜、あさり・しじみなど

          腎虚・・・・夜間頻尿、耳鳴り、足腰倦怠感、生理不順などの症状が現れます。
          ⇒おすすめ食材:色の黒いもの(海藻類、きくらげ)、ネバネバ・ヌルヌルするもの、豆類(黒豆、納豆、豆乳)、魚介類など

           

          東京薬科大学薬学部中国医学研究室准教授/東西薬局代表
          猪越英明先生


          HPにも掲載致しました

           

           

           

           


          【開催報告】第50回埼玉若手漢方医会 2018.4.19 和光治療院・漢方薬局 平地治美先生 講義:【医療者限定】若手漢方医会(東京・埼玉)

          0

            JUGEMテーマ:鍼灸・漢方・東洋医学

             

            【開催報告】第50回埼玉若手漢方医会 2018.4.19
            和光治療院・漢方薬局 平地治美先生 講義

             

            【鉄欠乏と鍼灸治療と食養生】


            ギー&打鍼

             

            ●漢方医学では血は「脾」から吸収された狄綛(飲食物)の精微(栄養)瓩ら造られるものであるとされている。
            脾の機能を高め、腸内環境・食欲の改善を促すことを目的に鍼灸治療と食養生を実践した結果、鉄欠乏性貧血 が改善し良好な経過を辿っている症例を報告。
            ・・・鉄欠乏性貧血で鉄剤を服用し始めたが数値が改善されず、主治医から鍼灸治療の併用を勧められて来院。
            週に1回の鍼灸治療を続け、3ヶ月後の検査では主治医が驚くほど数値が改善。
            ・・・鍼灸治療により脾の機能を高めることにより、必要な栄養素が吸収できるようになったのだろうか。

             

            ●宗教上、肉や魚は食べられず、卵も多食は禁止されていた患者さまに行った食事指導。
            ・・・豆類、ナッツを増やし、パン食を止め、砂糖や果物を控える
            ・・・油脂類を良質のものに変える

             

            ➡「ギー」を毎日大さじ1〜2杯+非加熱のえごま油を毎食ティースプーン1〜2杯
            「ギー」はアーユルヴェーダにおいて最もに優れたバターオイルの一種
            ・アグニ(消化力)を強め、消化を助ける
            ・オージャス(活力素)を高める
            ・若返りに役立つ「強壮剤」
            ・ラクトース、カゼイン、乳固形分等を含まないため、乳糖不耐症の人も利用できる
            ・中鎖脂肪酸を多く含む
            ・カロテンやビタミンA、ビタミンEなどの抗酸化成分を含む
            ・慢性の発熱・炎症、貧血に・・・テケ食(鉄欠乏回復食) 

             

            ●打鍼を用いた治療は、食欲が回復し、鉄欠乏性貧血の改善の補助として有効であった。
            ・・・打鍼 は室町時代後半から江戸時代に行われていた、日本独自の鍼術。
            禅宗の僧であった無分が考案し御薗意斎に伝え普及した。
            経絡理論を使わず、中国鍼灸にはない「木槌」を使って「太い鍼」を叩いて刺入。
            今回、実際の実技を行った。

             

            鍼灸師医師交流会
             

             

             

            ◆奥平智之FBグループ

             日本栄養精神医学研究会

             食事栄養療法俱楽部

             【テケジョ=鉄欠乏女子】

             

            ◆奥平智之著書

             マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ

             単行本(ソフトカバー) – 2017/11/11
             奥平 智之  (著),‎ いしいまき (イラスト)  

             

            ◆奥平智之連載

             精神看護にて2018年03月号から2年間予定

             2018年03月発行 (通常号) ( Vol.21 No.2 )

             

             


            【開催報告】【鉄不足の女性を診たらこの漢方】丸岡医院・田中栄一先生講義:第50回 埼玉若手漢方医会

            0

              JUGEMテーマ:鍼灸・漢方・東洋医学

               

              鉄不足の女性を診たらこの漢方】丸岡医院・田中栄一先生講義


              ○ 貧血、鉄不足に対する漢方治療
              ・・・漢方治療のみでヘム鉄を服用しなくてもフェリチン値が上昇した貧血の症例
              ・・・鉄不足になる原因によって処方選択が変わる
              気虚(胃腸の働きが悪い場合)→食べられる体にし、腸を整えて、鉄欠乏を改善
              血虚(血の不足)→不足した血の栄養を補う
              腎虚(老化)→腎のはたらきを改善させて骨髄の造血機能を高める
              不摂生、偏食 →食事指導、環境調整

               

              ○ 女性の漢方〜気血水に作用する生薬〜
              当帰芍薬散・・・血と水の生薬・・・血虚・水毒
              加味逍遥散・・・気と血と水の生薬・・・瘀血・血虚、肝気鬱血→気の異常
              桂枝茯苓丸・・・気と血と水の生薬・・・瘀血・気逆

               

              ○ 上部消化管症状に対する漢方治療・・・証型、主な症状、治則により処方を決める
              ・・・脾胃《胃の機能を助ける器官》
              ・・・脾虚《病理で、脾気の虚弱や脾陰の不足をさしていう》


              ◆脾の生理機能◆
               脾は運化、昇清を司る
               脾は統血を司る
               脾は気血生化の源
               脾は肌肉と四肢を司り、口に穴を開く。その華は唇

               

              ○ 抑肝散周辺処方近年の口訣
              ★抑肝散は怒りを鎮めるくすりである。(長坂和彦)

              ★抑肝散は怒り、四逆散は緊張、加味逍遙散は甘え、柴胡加竜骨牡蛎湯は抑うつ(喜多敏明)

               

              「月間内小僧」にて好評連載中!
               

              田中先生、素晴らしいご講演をありがとうございました。

               

              【開催報告】 第50回 埼玉若手漢方医会
              2018.4. 19 ラ・ボア・ラクテ(川越市)
              鍼灸師医師交流会 鍼灸師医師交流会

               

               

               

              ◆奥平智之FBグループ

               日本栄養精神医学研究会

               食事栄養療法俱楽部

               【テケジョ=鉄欠乏女子】

               

              ◆奥平智之著書

               マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ

               単行本(ソフトカバー) – 2017/11/11
               奥平 智之  (著),‎ いしいまき (イラスト)  

               

              ◆奥平智之連載

               精神看護にて2018年03月号から2年間予定

               2018年03月発行 (通常号) ( Vol.21 No.2 )

               

               


              【2018年6月13日(水)19:00〜21:00開催】第36回 東京若手漢方医会*猪越 英明 先生&冨澤 英明 先生&奥平 智之 先生

              0

                JUGEMテーマ:食事・栄養療法

                 

                 

                第36回 東京若手漢方医会

                日時:2018年6月13日(水)19:00〜21:00
                場所:池袋メトロポリタンホテル 
                25F マーキュリー
                  (東京都豊島区西池袋1-6-1 
                TEL:03-5954-1230)

                〜プログラム〜
                【教育講演機曄 鉄欠乏のための生薬と薬膳 』 
                東京薬科大学薬学部中国医学研究室准教授
                東西薬局グループ代表
                猪越 英明 先生

                【教育講演供曄 精神科における栄養と漢方』 
                医療法人山口病院精神科部長
                奥平 智之 先生

                【特別講演】『運動器の痛みにコミットする漢方〜血流と栄養を意識した整形外科的処方〜』 
                東京蒲田病院 整形外科 部長
                冨澤 英明 先生

                漢方治療や食養生に興味をお持ちの医師・薬剤師・鍼灸師の先生であればどなたでもご参加いただけます。事前のお申込みをお願い致します。
                参加費: 2千円 ※軽食あり
                問い合わせ:宮内  080-6747-9073               

                共催:東京若手漢方医会 株式会社ツムラ 
                後援:埼玉県西部地区東洋医学研究会 埼玉メンタルへルス交流会 日本栄養精神医学研究会

                ※個人情報の取り扱いについて
                弊社の個人情報保護への取り組みの詳しい内容は、ホームページhttp://www.tsumura.co.jp/でご確認いただけます
                なお、当日ご出席確認のため、ご芳名・ご施設名のご記入をいただきます

                ◎猪越英明先生のプロフィール◎
                東京薬科大学薬学部中国医学研究室准教授
                東西薬局グループ代表
                国際医療福祉大学非常勤講師
                日本中医学会評議員
                多摩中医薬研究会会長
                医学博士・薬剤師・鍼灸師・国際中医師

                ◎冨澤英明先生のプロフィール◎
                整形外科専門医
                東京蒲田病院 整形外科部長

                福井大学卒後 都立病院外科ローテーター中に整形外科を志望。阪大整形外科へ入局。
                行岡病院、独立行政法人国立病院機構大阪南医療センター、大阪労災病院、川崎病院、大阪大学医学部付属病院、
                宝塚第一病院など赴任し、H28より東京蒲田病院 整形外科 部長 「最小侵襲骨折手術」「新しい創傷治療(湿潤療法)」
                「漢方」「筋膜リリース注射」「栄養療法(勉強中)」を組み合わせた診療を行っている。

                ◎奥平智之先生のプロフィール◎
                精神科医・漢方医
                医療法人山口病院精神科部長(埼玉県川越市)
                日本栄養精神医学研究会会長 https://www.j-np.net/
                食事栄養療法倶楽部代表 https://www.saitama-m.net/cont9/main.html
                埼玉メンタルヘルス交流会会長 https://www.saitama-m.net/
                産業医・認知症専門医・日本うつ病学会評議員

                病態が十分に解明されていない躁うつ病や統合失調症、発達障害は、未だ完治させる治療 法が確立されておらず、治療は“総力戦”であると考えている。一般的な精神医学的アプ ローチに加え、食事内容・東洋医学的所見・血液検査等も参考にしながら、個人個人の体質や病態に合わせ、食事療法・栄養療法・漢方治療を取り入れた精神科治療を実践している。臨床に日々取り組む傍ら、メンタルヘルスにおける栄養学や腸管の重要性、減薬方法について、全国の医療者・一般・企業向けに講演を行っている。
                鉄欠乏の問題は老若男女にあり、鉄はココロと体、美容に大きく影響している。『貧血がない鉄欠乏症』が影響している心身の不調は、健康診断等で血液検査をしても、見逃されているのが実情。胎児の中枢神経系の発達などにも鉄が必須であるため、女性の鉄欠乏の問題は更に深刻。鉄欠乏女子を"テケジョ"と名付け、注意喚起をしている。 

                【ご著書】
                『ココロの不調回復 食べてうつぬけ〜鉄欠乏女子(テケジョ)を救え〜』
                http://amzn.asia/bHNDkGE
                ☆Amazon カテゴリーランキング1位(2017年11月10日調べ
                ☆紀伊国屋書店梅田本店総合売上ランキング1位(2017年11月2日週調べ、コミック・文庫・宗教書を除く)

                【ブログ】
                http://mhealth.jugem.jp/

                 

                画像に含まれている可能性があるもの:3人、テキスト

                 

                 


                【開催報告】【『鍼灸』山口智先生 講義】【医療者限定】若手漢方医会

                0

                  JUGEMテーマ:鍼灸・漢方・東洋医学

                   

                  『鍼灸』山口智 先生 講義 開催報告


                  鍼灸師医師交流会


                  ○ 鍼(はり)・灸(きゅう)について講義していただきました。中国の黄河流域で発祥し、飛鳥朝時代に日本に到来した伝統医療である鍼灸治療が、現代医療において難治性の治療やQOLの向上に重要な役割を果たしていることは非常に興味深いことです。生体の恒常性を保つことから、疾病の治療のみならず予防にも有用です。

                   

                  ●《#湧泉(ゆうせん)》 足の指を曲げたときにできるくぼみ(足裏の中央やや上のへこんだ所)⇒「腎虚」に!
                  ・・・『いさましく泉がわく』  
                  腎経の出発点。精力減退や疲労回復など、肉体的な消耗を回復する場合に

                   

                   経絡の流れについて理解する・・・経絡に沿って症状が出る
                  手太陰肺経、手陽明大腸経、足陽明胃経

                   重要なツボ
                  合谷・・・手陽明大腸経
                  足三里・・・足陽明胃経

                   経穴への鍼灸刺激・・・体性・自律神経反射

                   NIH Consensus Statement ( 1997 )・・・様々な、に有用、特に痛みの改善
                   WHO 適応疾患 ( 1996 )・・・37疾患以上・・・アルコール、タバコ有毒も
                   Cochrane Systematic Reviewで鍼灸に肯定的な結論が述べられている疾患・症状多数
                  (2014年12月現在)

                   高齢者ではSF-36の変化が顕著
                  ・・・身体機能、日常役割機能(身体と精神)、身体の痛み、活力、社会生活機能、心の健康
                  ※SF-36®は、健康関連QOL(HRQOL: Health Related Quality of Life)を測定するための、科学的で信頼性・妥当性を持つ尺度です。

                   難治性の疼痛・麻痺及び不定愁訴の改善によりQOLの向上を行うことが、医科大学病院における鍼灸治療の役割
                   さらに、鍼灸治療の特質として、免疫機能自律神経機能、循環機能を高め、正常化作用により疾病の予防・治療が可能となる

                   

                  埼玉小江戸漢方カンファレンス 2018
                  〜医師会・鍼灸師会・薬剤師会学術講演会〜
                  平成28年3月8日 於:川越市

                  #山口智(やまぐちさとる)先生
                  #埼玉医科大学医学部 講師
                  #かわごえクリニック東洋医学科
                  埼玉医科大学 東洋医学科
                  #埼玉県鍼灸師会
                  #埼玉鍼灸学会

                   

                   

                   

                   

                  ◆奥平智之FBグループ

                   日本栄養精神医学研究会

                   食事栄養療法俱楽部

                   【テケジョ=鉄欠乏女子】

                   

                  ◆奥平智之著書

                   マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ

                   単行本(ソフトカバー) – 2017/11/11
                   奥平 智之  (著),‎ いしいまき (イラスト)  

                   

                   


                  【第49回埼玉若手漢方医会|開催報告】【けいしとう】【しゃくやく】特別講演 『日本漢方の口訣と臨床の工夫』 新谷卓弘(しんたにたかひろ)先生

                  0

                    JUGEMテーマ:食事・栄養療法

                     

                    【第49回埼玉若手漢方医会】開催報告
                    【けいしとう】【しゃくやく】

                    ・ 桂枝湯の薬理作用…太陽病と太陰病のハイッブリット方剤
                     桂皮(君薬)と甘草(佐薬)⇒気をのびやかに巡らす
                     芍薬(臣薬)と甘草(佐薬)⇒血をのびやかに巡らす
                     甘草(佐薬)・生姜(使薬)・大棗(使薬)⇒脾胃の働きを増し気を生成する
                    ・ 風邪治療で迷ったら、養生を指導し、桂枝湯(けいしとう)を服用させると良い(解肌の剤)
                    桂皮+甘草で発汗作用があるが、
                    去芍薬(麻黄湯、大青竜湯)、
                    加麻黄(小青竜湯、大青竜湯、桂枝麻黄各半湯、桂枝ニ越婢一湯、葛根湯、麻黄湯、大青竜湯)
                    で強力な解表剤となる。
                    芍薬(しゃくやく)には汗がどっと出ないようにする働きがあるため、去芍薬で発汗が強くなる。
                    ・ 日本人は桂皮アレルギーが多いので注意する。桂皮が入っていない香蘇散を処方。
                    ・ 桂枝湯の芍薬増量(桂枝加芍薬湯、当帰四逆湯)・去桂枝(真武湯)で血・水剤へ。
                    ・ 芍薬(しゃくやく):気逆による安静時の動悸があり、全腹部にわたり腹直筋攣急がなく、腹動を認める場合には去芍薬を一考してみる。
                    芍薬含有方剤使用中に安静時の動悸が新たに出現し、気逆の要素がある場合は去芍薬を考慮することが肝要である。
                    去芍薬で斜行感が出現する場合は、芍薬を含む処方に変更する。
                    芍薬は凝り固まって痙攣するものを緩めるような働きがあります。
                    ・ 芍薬甘草湯は下垂体のdopamine receptorを刺激し、prolactin産生を抑制する。そしてtestosteroneの分泌も低下するため面皰形成が抑制される(福島峰子)
                    エストロゲン(卵胞ホルモン)は女性ホルモンの1つで、乳がんの発生や増殖に深く関わっています。乳がんには、エストロゲンにより増殖するもの(ホルモン依存性)と、増殖にエストロゲンが関係しないもの(ホルモン非依存性)があり、この性質の違いは治療計画を立てるうえで大変重要です。ホルモン依存性の乳がんの場合は、芍薬が配合された方剤の使用には注意が必要です。
                    ・ 更年期障害では、加味逍遥散(芍薬あり)からはじまり、効果が感じられない場合は、女神散(芍薬なし)に変更するのが一般的です。
                    症状が日々変わる不定愁訴で悩む人には、加味逍遥散(かみしょうようさん)が向いています。
                    そして、いつも同じ固定愁訴に悩む人には女神散(にょしんさん)が効果的です。
                    『加味逍遙散』:柴胡 芍薬 当帰 茯苓 蒼朮 山梔子 牡丹皮 甘草 生姜 薄荷
                    『女神散』:当帰 川芎 蒼朮 香附子 桂皮 黄芩 人参 檳榔子 黄連 木香 丁子 甘草
                    ・ 水滞(すいたい)の処方には甘草含有方剤が少ない。
                    主成分であるグリチルリチンにはステロイド骨格があり偽アルドステロン症を引き起こしやすい。
                    甘草の薬能をみると急迫の症を治す方剤が多い。
                    水滞は慢性病態が多いです。
                    特別講演 『日本漢方の口訣と臨床の工夫』
                    新谷卓弘(しんたにたかひろ)先生

                    やすらぎ内科 院長/近畿大学東洋医学研究所 元教授  より

                    【2017年10月19日(木)19時から20時45分開催】【新谷卓弘先生・菊池友和先生・奥平智之先生】第49回埼玉若手漢方医会

                    0

                      JUGEMテーマ:食事・栄養療法

                       

                      【第49回埼玉若手漢方医会2017秋のご案内】

                      平成291019日(木)19時〜2045

                      川越東武ホテル 埼玉県川越市脇田町29-1 049-225-0111

                       

                      2017年度の秋の埼玉若手漢方医会は、新谷卓弘(しんたにたかひろ)先生に「日本漢方の口訣と臨床の工夫」について特別講演を賜ります。

                      鍼灸師の菊池友和(きくちともかず)先生の「鉄欠乏性貧血とツボ」について教育講演機奥平智之先生の「栄養学の視点から見た漢方臨床」について教育講演兇發瓦兇い泙后

                      本会は、医師を中心とした漢方治療に興味関心のある医療関係者を対象とした学術交流の場です。

                      どなたでもご参加いただけます。途中参加、退出は自由です。

                      交流の場としてご活用ください。

                      この機会に是非、皆様お誘いあわせの上、ご参加いただけますようよろしくお願い申し上げます。

                       

                      〜プログラム〜

                      ★教育講演機愿慣臻垣貧血とツボ』

                      菊池友和(きくちともかず)先生

                      埼玉医科大学病院 東洋医学科埼玉医科大学東洋医学科

                      同病院総合医療センター麻酔科はり外来

                       

                      ★教育講演供惘浜楹悗了訶世ら見た漢方臨床』

                      奥平智之(おくだいらともゆき)先生

                      医療法人山口病院 精神科部長

                      東京女子医科大学東洋医学研究所

                       

                      ★特別講演 『日本漢方の口訣と臨床の工夫』

                      新谷卓弘(しんたにたかひろ)先生

                      やすらぎ内科 院長

                      近畿大学東洋医学研究所 元教授

                       

                       

                      【特別講演:新谷卓弘(しんたにたかひろ)先生プロフィール】

                      ○ご略歴

                      1958年3月9日  和歌山県東牟婁郡下里生まれ

                      1983年3月          富山医科薬科大学医学部卒業

                      1992年4月          飯塚病院漢方診療科医長

                      199510        富山医科薬科大学和漢診療学教室医局長

                      1997年4月          鐘紡記念病院和漢診療科医長

                      2000年4月          岡山大学医学部講師(東洋医学)併任

                      2002年4月          近畿大学東洋医学研究所教授

                      2011年4月          森ノ宮医療大学保健医療学部鍼灸学科教授

                      2016年9月〜      さいたま市西区指扇に やすらぎ内科開業

                      ○学会活動等

                      199212月〜    日本消化器病学会専門医

                      2000年4月〜      日本東洋医学会指導医

                      2005年9月〜      日本内科学会認定内科

                      2011年4月〜      日本東洋心身医学研究会理事

                      ○ご著書

                      『心に効く漢方〜あなたの「不定愁訴」を解決する』(PHP研究所)

                      『最新情報 漢方』(NHK出版、共著)

                      『漢方診断・治療学』(大阪漢方研究会編、共著)

                      『現代漢方を考える』(薬事日報社、共著)

                      『冷え症・むくみ。ホントなの ウソなの』(環健出版社)など

                       

                      会は年二回 春(3月)と秋(10月)に開催しております。   

                      漢方治療や食養生に興味をお持ちの医師・薬剤師・鍼灸師の先生であればどなたでもご参加いただけます。 軽食の準備がございます。

                      参加費: 2千円(第48回の参加者は無料)

                      共 催 : 埼玉若手漢方医会 株式会社ツムラ

                      後 援 : 埼玉県西部地区東洋医学研究会 埼玉メンタルへルス交流会

                                        問い合わせ:宮内  TEL080-6747-9073

                       


                      | 1/2PAGES | >>

                      calendar

                      S M T W T F S
                          123
                      45678910
                      11121314151617
                      18192021222324
                      252627282930 
                      << November 2018 >>

                      selected entries

                      categories

                      archives

                      recent comment

                      • 【BRAIN FOOD−鉄と成績・認知機能】Dr.奥平の栄養漢方治療講座<鉄>
                        瀬川里香 (12/19)

                      links

                      profile

                      search this site.

                      others

                      mobile

                      qrcode

                      powered

                      無料ブログ作成サービス JUGEM