【BRAIN FOOD−鉄と成績・認知機能】Dr.奥平の栄養漢方治療講座<鉄>

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    JUGEMテーマ:食事・栄養療法

     

    【BRAIN FOOD―鉄と成績・認知機能】
    〇カリフォルニア大学サンディエゴ校の小児科医タラス(Howard Taras)は2005年の文献レビューで、深刻な鉄欠乏状態の子どもは『学校の成績が劣る』こと、鉄の補助剤を摂取すればこの障害が軽くなることを示しました。
    〇≪鉄は成人の認知機能にも影響≫
    背景:生殖年齢の女性は、鉄欠乏症に最も脆弱であり、鉄欠乏症のために『認知障害』のリスクが高い可能性があります。
    目的:若年女性の鉄分状態と認知能力との関係を調べることを目的としました。
    方法:無作為に鉄サプリメントまたはプラセボを投与された様々な鉄状態の18〜35歳の女性で、盲検化、プラセボ対照、層別介入試験を実施しました。
    認知は、ベースライン(n = 149)および16週間の治療後(n = 113)に8つの認知能力試験(Detterman's Cognitive Abilities Test)を用いて評価しました。
    結果:ベースライン時に、十分な鉄分を有する女性(n = 42)は、鉄欠乏性貧血(n = 34)を有する女性よりも認知課題(P = 0.011)の成績が良く、早く完了しました(P = 0.038)。
    鉄補助剤を16週間投与後、血清フェリチンが有意な改善は認知機能を5〜7倍改善し、ヘモグロビンの有意な改善は認知課題の完了速度を改善しました。
    結論:鉄分の状態は、生殖年齢の女性の「認知能力」の重要な要素です。
    貧血の重篤度は主に『処理速度』に影響し、鉄欠乏症の重篤度は広範囲の作業にわたって『認知機能』の正確さに影響を及ぼします。
    Full Text) Iron treatment normalizes cognitive functioning in young women1–4
    Laura E Murray-Kolb and John L Beard
    Am J Clin Nutr 2007;85:778–87. Printed in USA. © 2007 American Society for Nutrition
    http://ajcn.nutrition.org/content/85/3/778.full.pdf+html(Full Text)
    http://ajcn.nutrition.org/content/85/3/778.abstract(Abstract)
    〇『ウシやヒツジの赤身肉』には、最も吸収の良い「2価の鉄」が含まれています。
    種子油、酵母、ある種のハーブや豆類は「3価の鉄」を含みます。
    オレンジなどのビタミンCが豊富な食物は、「3価の鉄」の吸収を助けますので、一緒に食べることをお勧めします。
    出典)別冊日経サイエンス222「食の未来」 P16〜P23
    『脳を元気にする食物』 著者 Ingrid Kiefer(ウィーン医科大学)
    http://www.nikkei-science.com/page/sci_book/bessatu/51222.html
    ココロの不調回復「食べてうつぬけ」~鉄欠乏女子を救え!~
    http://amzn.asia/itA1ZSy 

    コメント
    鉄不足が認知機能低下するんですね。
    初めて知りました。
    • 瀬川里香
    • 2017/12/19 4:39 AM
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