【マグネシウムとうつ病】Dr.奥平の栄養漢方治療講座<亜鉛・マグネシウム>

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    JUGEMテーマ:食事・栄養療法

     

    マグネシウムとうつ病
    いくつかの疫学研究では、食事によるマグネシウム(Mg)とカルシウム(Ca)摂取と、うつ病リスクとの関連が評価されています。
    しかし、これらの研究結果は、依然として議論の余地が残っています。
    中国・Qingdao UniversityのBingrong Li氏らは、これらの関連性および食事によるMg摂取とうつ病リスクとの用量反応関係を調査するため、メタ解析を行いました。

    複数のデータベースより、2016年9月までに公表された文献を検索しました。
    95%信頼区間(CI)のプールされた相対リスクは、ランダム効果モデルを用いて算出しました。
    出版バイアスは、Egger検定とfunnel plotを用いて推定しました。
    用量反応関係は、制限3次スプライン関数により評価しました。

     

    〈結果〉
    ・現在のメタアナリシスには、12文献より17件の疫学研究が含まれた。
    ・これらの研究のうち、Mg摂取とうつ病リスクとの関連を評価した研究は11件、Ca摂取との関連を評価した研究は6件であった。
    ・最も高い摂取量と最も低い摂取量を比較すると、プールされた相対的うつ病リスクは、Mgで0.81(95%CI:0.70〜0.92)、Caで0.66(95%CI:0.42〜1.02)であった。
    ・食事によるMg摂取量は、アジアで実施された研究(相対リスク:0.57、95%CI:0.44〜0.74)、エネルギー摂取量の調整研究(相対リスク:0.73、95%CI:0.58〜0.92)において、うつ病リスク低下と有意に関連していた。
    ・用量反応分析では、食事によるMg摂取とうつ病リスクとの間に非線形関係のエビデンスが認められ、最大リスク低下は320mg/日で認められた。

    著者らは「中等度のMg摂取がうつ病リスク低下と関連することが示された。この結果は、より大きなプロスペクティブコホート研究で確認する必要がある」としています。

     

    Li B, et al. Aust N Z J Psychiatry. 2017;51:219-229.

     

     

     

     

     

     

     

    ◆奥平智之FBグループ

     日本栄養精神医学研究会

     食事栄養療法俱楽部

     【テケジョ=鉄欠乏女子】

     

    ◆奥平智之著書

     マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ

     単行本(ソフトカバー) – 2017/11/11
     奥平 智之  (著),‎ いしいまき (イラスト)  

     

    ◆奥平智之連載

     精神看護にて2018年03月号から2年間予定

     2018年03月発行 (通常号) ( Vol.21 No.2 )

     

     


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