【クコシは目の疲れに良いとされる生薬】Dr.奥平の栄養漢方治療講座<漢方>

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    JUGEMテーマ:食事・栄養療法

    JUGEMテーマ:鍼灸・漢方・東洋医学

     

     

    クコシは目の疲れに良いとされる生薬


    クコシ(枸杞子)
    成分:ベタイン ゼアキサンチン
    ナス科   クコ Lycium barbarum 成熟した果実


    《作用》
    強壮作用
    抗酸化作用
    免疫増強作用・調節作用
    抗老化作用
    抗脂肪肝作用

     

    ◇ 漢方では肝腎を補い、血を補い、目を明らかにする効能があるとされています。また、目の疲れを取るとの報告もあります

     

    ◇ クコシ(ゴジベリー)は、ビルベリーを上回る、高い抗酸化活性(ビルベリーの1.6倍)を示すことが報告されています
    抗酸化物質に含有量は、ブルーベリー<ビルベリー<クコシ(ゴジベリー)
    ※ビルベリーは一般的に目に良いと知られているブルーベリーの野生種であり、抗酸化作用があるポリフェノールのアントシアニンを一般的なブルーベリーの2〜3倍含んでいると言われています

     

    ◇ ゼアキサンチンの眼に対する作用
    ゼアキサンチンはルテインの異性体で、どちらもカルチノイドの一種であるが、ルテインとは化学構造が違います(分子式は同じ)
    ✔️ ルテインは網膜内黄斑部周辺部、ゼアキサンチンは網膜内黄斑部中心に多く存在しています。黄斑部は視細胞が集中し、目に入ってきた光が像を結ぶ、大変重要な働きをしている部分です
    ✔️ ゼアキサンチンは強力な抗酸化力を持ち、眼に入る紫外線やブルーライトによる酸化ストレスから黄斑部を守る働きがあります
    ゼアキサンチンには、ブルーライトを吸収する働きもあります

     

     

       
    図:ブルーライトの波長域と黄斑色素の紫外可視スペクトル
     

     

    ◆奥平智之FBグループ

     日本栄養精神医学研究会

     食事栄養療法俱楽部

     【テケジョ=鉄欠乏女子】

     

    ◆奥平智之著書

     マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ

     単行本(ソフトカバー) – 2017/11/11
     奥平 智之  (著),‎ いしいまき (イラスト)  


    【カゼをひいて熱が出たら、さらに熱を上げる?】Dr.奥平の栄養漢方治療講座<漢方>

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      JUGEMテーマ:食事・栄養療法

       

      【カゼをひいて熱が出たら、さらに熱を上げる?】

      ~自己治癒力を鼓舞する漢方薬~
      風邪やインフルエンザのウイルスは「低温嗜好性」。
      そのため、からだの体温が上がると、ウイルスの活性は弱まります。

      風邪で発熱するのは、生体防御システム。
      サイトカインなどを産生して体温を上昇させます。
      そのため、解熱剤で解熱することは、治癒を遅らせて、風邪が長引いてしまう可能性があります。
      風邪の時は、麻黄を含む漢方処方(葛根湯や麻黄湯など)でさらに発熱を後押しします。
      風邪の初期にゾクゾクと寒気がして汗を出さない状態で漢方で発熱をさらに促して、ウイルスをやっつけたあと、発汗とともに熱は下がってきます。
      ★しかし、体力がない人は、皮膚の保温作用が強くないので、体温が十分に上がる前に自然発汗してしまい抗病力を高められません。
      そのため、発汗を促す麻黄を含まない処方(桂枝湯など)で軽く体温を上げつつ、しっかり布団をかけてゆっくりやすむといいでしょう。

      麻黄が使えないようなケースは風邪がながびくケースがあります。
      ★桂枝湯(けいしとう)・・・おだやかな発汗・発散作用のある“桂皮(シナモン)”、痛みをやわらげる“芍薬”、体をあたためる“生姜(ショウガ)”、緩和作用のある“甘草”などが配合されています。
      桂枝湯は、に、葛根(カッコン)と麻黄(マオウ)を加えたものが、「葛根湯(かっこんとう)」です。

       

      元記事|奥平智之FB

      ◆奥平智之FBグループ

       日本栄養精神医学研究会

       食事栄養療法俱楽部

       【テケジョ=鉄欠乏女子】

       

      ◆奥平智之著書

       マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ

       単行本(ソフトカバー) – 2017/11/11
       奥平 智之  (著),‎ いしいまき (イラスト)  

       

       


      【鉄欠乏女子(てけじょ)を救う漢方薬】Dr.奥平の栄養漢方治療講座<漢方>

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        【鉄欠乏女子(てけじょ)を救う漢方薬】
        芎帰膠艾湯 (きゅうききょうがいとう)
        『出血の抑制』のための漢方薬
        非常に強い止血の作用を持っています。
        地黄(じおう)、芍薬(しゃくやく)、当帰(とうき)、甘草(かんぞう)、川芎(せんきゅう)、艾葉(がいよう)、阿膠(あきょう)
        効能・効果は「痔出血」です。
        「当帰」や「川芎」は体をあたため鉄欠乏症状を改善し、
        「阿膠」と「艾葉」には止血作用。
        「芍薬」と「甘草」は痛みを緩和する働きをします。
        具体的には痔出血を中心に、
        月経過多
        不正性器出血
        尿路出血
        下血
        またそれらに伴う鉄欠乏症状に適応します。
        主要な処方の「阿膠・艾葉」には血を補う・陰液を補うという特徴が有り、寒邪を排除して安胎(流産を予防する)作用があります。
        比較的即効性のある処方です。
        芎帰膠艾湯 (77)は、『温性』が強めの漢方薬です。
        「お風呂に入ると痛みや引きつりが楽になる」
        そんな場合は大丈夫ですが、
        逆にのぼせ・火照りがあるような状況ではこもってしまった熱を下げるような処方(三黄瀉心湯・竜胆瀉肝湯)を使うことがあります。

         

        元記事|奥平智之FB

        ◆奥平智之FBグループ

         日本栄養精神医学研究会

         食事栄養療法俱楽部

         【テケジョ=鉄欠乏女子】

         

        ◆奥平智之著書

         マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ

         単行本(ソフトカバー) – 2017/11/11
         奥平 智之  (著),‎ いしいまき (イラスト)  

         

         


        【テケジョのツボ】三陰交(さんいんこう) 鉄欠乏女子(テケジョ)奥平智之先生講義

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          【テケジョのツボ】三陰交(さんいんこう)
          〜足首の内側〜
          足の内くるぶしの最も高いところから、指4本分、上がったところ。 
          骨と筋肉の境目。
          ★足に通っている3つの陰の経絡が交わるツボ
          「女三里(おんなさんり)」と呼ばれるほど、婦人科疾患にはよく使われる有名なツボです
          [笋
          ∪戸不順、生理痛
          9糠期障害
          ど塲ァ安産
          テ痛
          ⇒自分で取りやすいツボです。自分で指圧や温灸をしてみましょう。
          三陰交を冷やさないように靴下もはきましょう

           

          元記事|奥平智之FB


          【生薬「桂皮」(けいひ)について】Dr.奥平の栄養漢方治療講座<漢方>

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            JUGEMテーマ:食事・栄養療法

             

            【生薬「桂皮」(けいひ)について】
            一般的にいう『シナモン』を想像する方も多いと思います。
            一種のスパイスとして最近では様々な料理への使用、健康法にも使われています。
            しかし、生薬として使用されるのは、
            |羚馥酩瑤農源困気譴訐捷招鉾蕕篥豢酬鉾蕕函
            ▲戰肇淵犒鉾蕕噺討个譴襪發里任垢、それ以外に、
            スパイスのシナモンとして使われるセイロン桂皮(スリランカ産)、
            さ菓子「八つ橋」の香りづけに使われるベトナム桂皮、
            ゥ宗璽垢覆匹忙箸錣譴襯献礇鏃鉾蕁淵ぅ鵐疋優轡∋此
            など多くの種類があります。
            セイロン桂皮やジャワ桂皮は薬用になりません。
            ベトナム桂皮は薬用にもなりますが、精油含量が多いので香りが強いのが特徴です。
            ■「桂皮」ってどんな生薬
             スリランカ、インド原産の常緑高木で、賦香料であるシナモンの製造原料植物の一つです。
            外皮を除いた樹皮を生薬ケイヒ(桂皮)と称し、芳香健胃薬として食欲不振や消化不良に用います。
            漢方では血液循環を促進、気を利すなどの目的で桂枝湯(けいしとう)、安中散(あんちゅうさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)など多くの処方に配合されますが、この目的で用いるケイヒは主にC. cassiaを基原とするものです。
            成分としてケイヒアルデヒド(cinnamaldehyde)を主成分とする精油に富み、ケイヒ油(賦香料として用いる)の製造原料としています。
            生薬「桂皮」の漢方的な効果は?
            桂皮(けいひ)は、鎮静、鎮痛、抗菌、血圧降下、覚醒、胆汁分泌促進、抗ストレス作用などがあると言われています。
            また古くより体を温める効果があるとされており、桂皮は、中枢神経系の興奮を鎮め、水分代謝を調節し体表の毒を去りこれを和解する作用があるから、頭痛・発熱・のぼせ・感冒・身体疼痛などに応用されることが多いです。

            【腸管への漢方によるアプローチ】Dr.奥平の栄養漢方治療講座<漢方>

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              【腸管への漢方によるアプローチ】
              黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
              比較的体力があり、イライラ傾向とのぼせのある方に使用します。また出血傾向のある場合にも用います。気分がイライラして落ち着かず、胃や胸のあたりにモヤモヤとしたつかえがある方向けです。特に黄�彙(おうごん)、黄連(おうれん)を配合していることで消炎作用、解熱作用が増強されており、熱を持った症状を取り除く漢方薬です。胃痛・胃もたれが強いときに有効です。

              半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)
              慢性の下痢で体力は普通の方に使用します。嘔吐から下痢(水滞症状)を取り除きます。心窩部の抵抗、圧痛などがあり悪心、嘔吐、食欲不振を訴える場合や不安、不眠などの精神神経症状をともなう場合に使用します。げっぷや吐気など、みぞおちにつかえがある場合に使用します。

              柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
              体力は普通の方に使用します。身体の熱や炎症、痛みを和らげる効果があります。みぞおちあたりが張り、胸苦しさがある人に向いています。主に柴胡(さいこ)が抗炎症作用、半夏(はんげ)が吐気止めのような作用を持ち治療効果に繋がっています。具体的に胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの上部消化器系の病気に使用します。

              平胃散(へいいさん)
              体力は普通の方に使用します。胃の働きをよくし、消化不良による胃もたれの改善をする漢方薬です。胃腸を整える効果のある陳皮(ちんぴ)や生姜(しょうきょう)、腹部膨満感を取り去る厚朴(こうぼく)といった生薬が含まれています。みぞおちの不快感や腹部膨満感や食欲不振などの症状がある場合に用います。

              胃炎治療の漢方薬:比較的体力がない人向け
              六君子湯(りっくんしとう)
              急性の下痢で比較的体力の低下した方に使用します。下痢だけでなく、食欲不振などの上腹部の不定愁訴によく使われます。食後の眠気や全身倦怠感、手足の冷え、感情不安定などをともなう場合にも使用します。胃もたれ食欲不振の改善に用いられます。

              安中散(あんちゅうさん)
              比較的体力の無い方に使用します。冷えがある方に使用しやすいことが特徴です。胃痛・胸やけ、食欲不振の症状に用います。桂皮(けいひ)などが入っているため身体を温める作用があります。冷え性で胃もたれやみぞおちのつかえがある方におすすめです。

              茯苓飲(ぶくりょういん)
              比較的体力の無い方に使用します。胃の働きをよくし、胃もたれや胸やけに使用します。東洋医学的に胃内停水(いないていすい:胃のチャポチャポ感など)に使用します。水分バランスを整える茯苓(ぶくりょう)や蒼朮(そうじゅつ)といった生薬に滋養強壮の意味合いで人参(にんじん)が配合されています。胸のつかえや胃もたれに使用しますが、尿量減少にも使用するケースもあります。

              人参湯(にんじんとう)
              慢性の下痢で比較的体力の無い方に使用します。配合生薬の人参には気を上げてみぞおちのつかえを取り除く効果が期待できます。下痢などの胃腸機能の低下、手足の冷え、薄い唾液が口中にたまるなどの症状も考慮して使用します。胃痛と下痢がある場合によく使用します。

               

               

              元記事|【テケジョ=鉄欠乏女子】を救え〜ココロの不調回復〜食べてうつぬけ《メンタルヘルス・食事栄養療法・漢方・腸管》

               


              【便秘に用いられる生薬「麦芽」について】Dr.奥平の栄養漢方治療講座<漢方>

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                【便秘に用いられる生薬「麦芽」について】
                ●ビールの原料に使われているものが麦芽です。
                その起源は漢方薬に配合されている生薬だということをご存知ですか。
                麦芽はイネ科 (Gramineae)オオムギHordeum vulgare Linneの成熟したえい果を発芽させて乾燥したものです。
                成分はデンプン, タンパク質,酵素(アミラーゼ, インベルターゼ),麦芽糖,  ビタミンA,B,D,E,べタイン,コリン,ヒスチジン, ホルデニン,カンジシンなどです。
                脾や胃に良いとされています。
                胃腸機能を促進し、消化を促します。
                消化不良,腹部の膨張感,食欲不振,嘔吐下痢,断乳時に乳が止まらぬものに使われています。
                麦芽配合の漢方薬は
                加味平胃散(かみへいいさん)は消化を助け、食滞(食物が消化管内で停滞したもの)を取り除く平胃散にさらに消導薬(消化促進)の神麴、麦芽、山楂子を加えたものです。
                気の流れを改善し、胃腸の動きを正常に戻し、食べた物の消化を助けます。原方の平胃散は胃内に食毒と水毒が停滞しているのを、等しく平にするという意味で名付けられました。
                また、半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)です。
                比較的体力の無い方に使用します。
                胃腸虚弱で血色が悪く、冷え症で持続性の頭痛、めまい、肩こりなどを伴う場合に使用します。
                めまいや頭痛に効果のある天麻(てんま)が配合されている事が特徴です。
                また消化機能調整作用が強く、水分代謝作用もあるため水滞(すいたい:水分の偏り)によるめまいや頭痛に繁用されます。
                ●日常生活での麦芽
                大麦は栄養分をデンプンとして貯蔵していますが、発芽の時期(麦芽になる頃)には、酵素の力を高めてデンプンを糖に変えます。
                これを乾燥させて発芽を止めさせ、加工して、様々な種類の麦芽が作られています。
                参考:「漢方294処方 生薬解説 その基礎から運用まで」
                https://www.facebook.com/groups/mentalhealth.net

                写真:Wikipediaより

                 


                【痔の理解】Dr.奥平の栄養漢方治療講座<漢方>

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                  JUGEMテーマ:食事・栄養療法

                   

                  【痔 の理解】


                  ★痔はなぜ起こるのでしょうか?★
                  肛門のまわりには、細い静脈がモツレた毛糸のように(静脈叢という)入り組んでおり、この静脈は、他の静脈のような逆流防止の弁がありません。 
                  そのため、わずかな障害で、血液が逆流して静脈瘤(うっ血)ができるのです。
                  このうっ血が、痔の第一原因です。

                  うっ血の原因として、長時間の立ち仕事、冷え、便秘、妊娠などがあげられます。

                   

                  ★あなたはどのタイプ?★
                  内痔核(はしり痔)(第1期)
                  痛みはほとんどありませんが、出血しやすく、ほとばしるように血が出る時があります。

                  内痔核(いぼ痔)(第2期)
                  排便時の出血だけでなく、痔核が肛門の外に飛び出すが、軽く押すと元に戻ります。

                  内痔核(第3期)
                  痔核が大きくなり、常時脱出して痛みが激しく、ほとんど出血しなくなります。

                  外痔核(いぼ痔)
                  出血はほとんどありませんが、排便や運動のあとに肛門にイボが出て痛みます。

                  裂肛(きれ痔)
                  排便時、硬い便で肛門が切れるもので、出血はわずかだが飛び上がるほど痛みます。

                  痔ろう(あな痔)
                  肛門周辺におできのようなものができ、繰り返し膿が出る。
                  薬物では治りません。

                   

                  ★日常心がけたい養生★
                  1.毎日、入浴しましょう。(患部の清潔と血行の改善)
                  2.野菜、海草等繊維の多い食事にしましょう。 (便の量を増やし便をやわらかくし、便通を改善)
                  3.香辛料は控えめにしましょう。(排便時に患部を刺激します)
                  4.深酒をつつしみましょう。(肝臓に負担をかけ、患部のうっ血をまねく)
                  5.トイレはなるべく3分以内にすませましょう。 

                   

                  ★血流、微小循環をよくする漢方★

                  桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) 
                  腰のつけ根である腰仙部(ようせんぶ)の冷感が強く、のぼせ、便秘があり、腹壁(内臓が入っている腹腔を取り囲む壁)の緊張が強いものに使われます。
                  牡丹皮(ぼたんぴ)を配合しているため少し冷たい性質が加わっておりますが、同時に桂皮(けいひ:シナモン)も配合されているため温める性質もあります。

                  http://www.mune-seiyaku.co.jp/info/ji.html 参照

                   

                   

                  図:http://健康生活ブログ.jp/post-1631/

                   


                  【「汗かき」の人の漢方】Dr.奥平の栄養漢方治療講座

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                    【「汗かき」の人の漢方】

                    ●汗を多くかくこととは
                    多汗症や汗疹は発汗異常の一つと捉えられます。
                    発汗は大きく温熱性の発汗と精神性の発汗とがあり、自律神経の支配下にあります。
                    種々の神経障害、自律機能の変化により発汗の異常が起こります。
                    ●多汗症(発汗異常)の漢方薬
                    発汗異常の漢方治療は発汗状態を重視し、これにより患者を区別していきます。
                    具体的には発汗部位(全身、頭部、背部、手足など)と汗の出方(自汗、無汗、盗汗、労汗、漏汗)などで分けられます。
                    また、全身性の多汗症で糖尿病など原因の疾患がある場合にはそれぞれの治療が優先になります。
                    〇「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう) 」
                    比較的体力のある方に使用します。
                    臍(へそ)の上部や下部に動悸があって便秘傾向があり、不眠、多夢、不安、抑うつ気分などの症状がある場合に使用します。
                    腰から下が何となく重いという症状もこの漢方薬を使用する目安になります。
                    のぼせを改善する桂皮、利尿作用を有する茯苓、鎮静作用のある竜骨・牡蛎を配合しています。
                    メーカーによっては大黄を含んでいる場合といない場合とがあります。
                    〇「荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう) 」
                    体力が普通の方に使用します。
                    皮膚の色が浅黒く慢性の炎症性諸疾患を起こしやすい場合に使用します。
                    また、手のひらや足裏の発汗、筋緊張の亢進、神経過敏の伴う場合にも使用します。
                    〇「竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)」
                    比較的体力のある方に使用します。
                    下部腹直筋の外側が緊張し、排尿障害や手のひらや足の裏に汗をかいたりする場合に使用します。
                    構成生薬を見ますと竜胆(りゅうたん)、黄芩(おうごん)、山梔子(さんしし)には清熱作用があり、当帰には血流改善作用があります。
                    ●汗疹の漢方薬
                    多汗の方に多く、高血圧で体幹、四肢に小水疱あるいは紅色丘疹が多発するもので乳幼児に多いです。
                    行水や入浴を行い、皮膚を清潔にし、涼しい環境を与えると軽快します。
                    〇「消風散(しょうふうさん) 」
                    比較的体力のある方に使用し、亜急性・慢性の皮膚疾患、患部に熱感があり、分泌物が多く湿潤・発赤、激しい掻痒感、温まると症状が悪化する場合に使用します。
                    荊芥(けいがい)と防風(ぼうふう)には清熱作用があり、木通(もくつう)、朮(じゅつ)は利水作用を有しています。
                    湿熱を治す漢方薬です。
                    〇「十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう) 」
                    体力が普通、またはある方に使用します。
                    解毒機能や排膿機能の低下を改善する漢方薬です。
                    炎症性、化膿性の皮膚疾患に使用します。
                    アレルギー体質の方にも使用します。
                    患部は発散性あるいはびまん性の発疹で覆われ、乾燥し、滲出液は少なく、激しい掻痒感、化膿を伴う場合に使用します。
                    〇「防已黄耆湯(ぼういおうぎとう) 」
                    体力のない方に使用します。
                    防已(ぼうい)と黄耆(おうぎ)という生薬が主に利水作用があり、浮腫を取り除く働きがあります。
                    ブクブク肥り、色白で他飲多汗し息切れしやすいタイプの方に使用します。
                    症状としては、変形性関節症など水分を取り除くと軽くなるものに使用されるケースが多いです。
                    〇「黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう) 」
                    体力のない方に使用します。
                    易疲労感や虚弱、元気がないことや腹部が軟弱な事が使用のポイントです。
                    ねあせなどの症状に使用します。
                    黄耆(おうぎ)が止汗作用、利水作用を有しているのでむくみ、ねあせの解消などに使用されます。

                    【陳皮(ヘスペリジン)の3つの報告】Dr.奥平の栄養漢方治療講座<漢方>

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                      〜みかんの皮を乾燥させたもの:ちんぴ〜

                      【陳皮(ヘスペリジン)の3つの報告】


                      神経保護作用:Aβの添加による神経細胞毒性試験(PC12細胞)において、陳皮は用量依存的に神経突起の萎縮と細胞死を抑制した(渡部晋平 ほか: phil漢方. 41; 28-29, 2013)。

                       

                      ミエリン鞘の再形成促進作用:老化に伴う脱ミエリン化に対し、陳皮はミエリン鞘の再形成を促進し、アルツハイマー病の改善の可能性が示唆された(Sato N, et al.: Evid Based Complement Alternat Med. 617438, 2011)。

                       

                      抗不安作用:陳皮は、高架式プラットフォームでのマウスのすくみ行動(freezing time)を減少させ、抗不安作用を有することが示唆された(伊藤 彩 ほか: phil漢方. 46; 26-28, 2014)。

                       

                      乾明夫:フレイルと人参養栄湯

                       

                       


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