【「ケトン体」である3-ヒドロキシ酪酸(らくさん)】

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    JUGEMテーマ:食事・栄養療法

     

    「ケトン体」である3-ヒドロキシ酪酸(らくさん)


    抑うつ重症度と関連する最も有力な代謝産物。
    うつ状態を回復させようとする生体防御システムかもしれません。

    ヒトでは絶食・飢餓時にエネルギー源が枯渇すると肝臓でアセチルCoAから作られます。

    血中グルコース濃度が少ない時に脳のエネルギー源として使われます。

    グルコース代謝よりも「脂質」に有利なマーカーです。

     

    3-ヒドロキシ酪酸(3-ヒドロキシブチレート:BHB)は、「脳の炎症」に関連しており、特に「てんかん」に深く関与しています´◆

     

    Sada N, Lee S, Katsu T, Otsuki T, Inoue T. Epilepsy treatment. Targeting LDH enzymes with a stiripentol analog to treat epilepsy. Science. 2015
    Youm YH, Nguyen KY, Grant RW, Goldberg EL, Bodogai M, Kim D, et al. The ketone metabolite betahydroxybutyrate blocks NLRP3 inflammasome-mediated inflammatory disease. Nature medicine.2015

     

    3-ヒドロキシ酪酸自体が感情的エネルギー代謝プロセスを介して脳内のシステムをコントロールしています。

    NLRP3の炎症性サイトカインを減少させます。

     

    ※ケトン体は、アセト酢酸、3−ヒドロキシ酪酸、アセトンの3つの総称です。
     
    Setoyama D,et al :Plasma metabolites predict severity of depression and suicidal ideation in psychiatric patients-A multicenter pilot analysis: PLOS ONE 11(12), 2016 

     


    【柔らかく しなやかな細胞膜にしよう 

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      JUGEMテーマ:食事・栄養療法

       

      柔らかく しなやかな細胞膜にしよう

      人間の60兆個の細胞の細胞膜を作っているのは「脂質」

      細胞の形と柔らかさは、細胞膜によって決まる

      1.コレステロール・・・形を整えている
      2.脂肪酸・・・・・・・柔らかさ

      オメガ3系とオメガ6系の脂肪酸の理想的な比率である1:1の場合、細胞膜もいいバランス

      赤血球や血管の細胞膜がしなやかで柔らかいと、細い末梢血管にも血流が行きとどくようになり、酸素や栄養も体のすみずみまで送り届けることができる。

      細胞膜が硬いと、破れたり傷つきやすくなり、細胞の質は落ちていく。

      ※オメガ3系脂肪酸の摂取が少なく、オメガ6系脂肪酸をたくさん摂取している現代人は、細胞膜が硬くなっている。

      ☆EPAリッチな細胞膜を目指そう^^

       


      【赤ちゃんの腸内細菌は母親から】

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        JUGEMテーマ:食事・栄養療法

         

        赤ちゃんの腸内細菌は母親から


        赤ちゃんがお母さんの

        産道

        皮膚にある常在菌や

        便の中

        の腸内細菌にふれることで、赤ちゃんの腸内細菌叢ができてきます。

         

        赤ちゃんはお母さんの「産道」を通るときに周囲の環境から細菌を取り込んで、腸内細菌叢を生着させていきます

        Clemente JC;2012

         

        お母さんのおなかの中にいる胎児は無菌であると考えられてきましたが

        実は胎盤や羊水、さい帯血にも細菌がいることがわかっています

        (Prince A;2015)

         

        お母さんの胎盤で見つかる細菌叢は、お母さんの腸管の入り口である口の中の常在菌に似ているのです

        Nuriel-Ohayon M;2016

         

        お母さんが子どもに自分の腸内細菌をあげる作業は、
        「おなかの中にいるときから」すでに始まっているのかもしれません。

         


        【オメガ3系の脂肪酸】

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          オメガ3系の脂肪酸


          精神科の外来は、採血してもEPA、DHAが低い人ばかり。

          まずは食事指導からです。


          ☆DHA(ドコサヘキサエン酸)は、神経細胞膜のリン脂質の約30%を占める重要な成分です。


          イワシ、ブリ、サバ、サンマ、ウナギ等に多く含まれています。


          ☆海馬などでは脳由来神経栄養因子BDNFの発現を高めます。

          BDNFは、神経細胞が活動するときに分泌されて、その神経細胞や周囲の細胞に栄養を与え、さらに活動を強化する働きがあります。

          また、BDNFは、ニューロン新生も促進することが報告されています。


          ☆魚油は、水銀やカドミウムやダイオキシン等の有害物質も含まれている可能性がありますので注意が必要です。


          ☆EPAやDHAについては1g/日 以上、魚に換算すると90g以上の摂取が推奨されています(農林水産省)。


          ☆オメガ3系脂肪酸は、


          〆挧Δ遼譴隆袷汗と流動性

          ⊃牲估裕成長

          神経伝達物質

          た牲从挧生存

          タ牲佇兩

          ε昭

          А惘蠑鼻戮陵淦★


          に関与しています。





          【「AGEs」(糖化・炎症・酸化)を減らそう!】

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            JUGEMテーマ:食事・栄養療法

             

            「AGEs」(糖化・炎症・酸化)を減らそう!
            AGEs(えーじーいー:終末糖化産物:しゅうまつとうかさんぶつ:Advanced Glycation End Products)

             

            タンパク質の糖化反応(メイラード反応:ホットケーキがこんがりきつね色に焼ける等)によって作られます。

            AGEs受容体に結合して、ミクログリアの活性化やNF-κB を主体とした「炎症反応」を引き起こします。

            炎症は鉄の利用障害(吸収や輸送の低下)にもつながります。

            AGEsは、炎症、酸化にも関係し、統合失調症の合併症のリスク要因に関係している可能性があります。

            皮膚のコラーゲン同士を結合させ、弾力性を低下させ、肌のシワやタルミなど原因に【老化】。

            AGEsの増加は〃亳摂取と体内における生成による。

            「揚げる、ローストする、焼く」は増える。 
            「ゆでる、煮る、蒸す」は良い。

            タバコや糖質過多はAGEsを増加。

            糖質は控えめに。ビタミンB群はしっかりとりましょう。

            ビタミンC(野菜)やビタミンE(ナッツ類、オリーブオイル)、
            フィトケミカル(ポリフェノール、カロテノイド)など抗酸化力のある食事を心がけましょう。

            ポリフェノールとは、ブルーベリーなどのアントシアニンや、大豆イソフラボン、玉ねぎなどのケセルチン。

            カロテノイドは、ニンジンやしそなどのβカロテン、そしてトマトなどのリコピン、赤パプリカや赤トウガラシなどのカプサンチン。

            抗酸化力を高めるには、特定の野菜ばかり食べるよりも、ビタミンC・ビタミンE・フィトケミカルを含む様々な野菜を組み合わせて摂ると、さらに
            効果的。
            フィトケミカルは皮の部分に多いので丸ごと食べるとよいでしょう。

            ★「AGEs」(糖化・炎症・酸化)対策は、鉄の利用も助けます。

             

             


            【あなたのアルコールの適正量は??】

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              JUGEMテーマ:食事・栄養療法

               

              あなたのアルコールの適正量は??


              お酒飲みますか? 1週間にどれくらい飲んでいますか?
              人種差も個体差も疾患によっても大きく異なると思われますが、下記のような報告があります。

              我々のアルコールの適正量はいったいどれくらいなのでしょうか?

               

              英国・ケンブリッジ大学のAngela M. Wood氏らは、約60万人のアルコール摂取状況を解析し、死亡リスクが最も低い閾値は約100g/週であることを示しました。


              研究グループは、全死因死亡および心血管疾患のリスクが最も低いアルコール摂取量の閾値を明らかにするために、心血管疾患の既往歴のないアルコール摂取者59万9,912例のデータを解析しました(英国医学研究審議会などの助成による)。

              19の高所得国の3つの大規模なデータソース(Emerging Risk Factors Collaboration、EPIC-CVD、UK Biobank)から、個々の参加者のデータを収集し、統合解析を行いました。
              83件の前向き研究を施設、年齢、性別、喫煙、糖尿病などで補正して、用量反応関係の特性を明らかにし、アルコール摂取量の100g/週ごとのハザード比(HR)を算出しました。

              ベースラインのアルコール摂取量を、週当たりの摂取量(g)で8つの群に分類し、アルコール摂取量と、全死因死亡、心血管疾患全体、心血管疾患のサブタイプとの関連を評価しました。
              HRは、アルコール摂取量の長期的なばらつきの推定値で修正しました。

              登録のベースライン年は1964〜2010年で、平均年齢は57±9歳、44%が女性だった。喫煙者は21%で、アルコール摂取量100g/週以上が約50%を占め、350g/週以上は8.4%でした。

               

              540万人年のフォローアップ期間に、4万310例(血管系:1万1,762例、新生物:1万5,150例を含む)が死亡し、3万9,018例(脳卒中:1万2,090例、心筋梗塞:1万4,539例、心筋梗塞を除く冠動脈疾患:7,990例、心不全:2,711例、他の心血管疾患による死亡:1,121例を含む)が心血管疾患イベントを発症しました。

              全死因死亡のHRは、アルコール摂取量が増加するに従って曲線を描いて上昇し、最も死亡リスクの低い摂取量は約100g/週未満であった。これは週に、英国の標準的なグラスワインまたは1パイントのビールで、およそ5〜6杯に相当します。

              アルコール摂取量の増加とリスクの上昇に、ほぼ直線的な関連が認められた心血管疾患のサブタイプとして、脳卒中(摂取量の100g/週増加のHR:1.14、95%信頼区間[CI]:1.10〜1.17)、心筋梗塞を除く冠動脈疾患(1.06、1.00〜1.11)、心不全(1.09、1.03〜1.15)、致死的高血圧性疾患(1.24、1.15〜1.33)、致死的大動脈瘤(1.15、1.03〜1.28)が挙げられました。

              これに対し、アルコール摂取量の増加とともに、心筋梗塞のリスクは低下し、対数線形的な関連がみられた(HR:0.94、95%CI:0.91〜0.97)。

               

              40歳時の平均余命は男女とも、アルコール摂取量が>0〜≦100g/週の集団と比較して、>100〜≦200g/週の集団は約6ヵ月短く、>200〜≦350g/週の集団は約1〜2年、>350g/週の集団は約4〜5年短縮した。

               

              参考文献)

              Wood AM, et al:Risk thresholds for alcohol consumption: combined analysis of individual-participant data for 599 912 current drinkers in 83 prospective studies:Lancet. 391.1513-1523.2018

               


              【検査数値と薬剤の影響】Dr.奥平の栄養漢方治療講座<その他>

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                JUGEMテーマ:食事・栄養療法

                 

                検査数値と薬剤の影響

                 

                検査時は服用中の薬剤を申告しましょう

                お薬手帳を持参しましょう
                 

                 

                 

                 

                ◆奥平智之FBグループ

                 日本栄養精神医学研究会

                 食事栄養療法俱楽部

                 【テケジョ=鉄欠乏女子】

                 

                ◆奥平智之著書

                 マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ

                 単行本(ソフトカバー) – 2017/11/11
                 奥平 智之  (著),‎ いしいまき (イラスト)  

                 

                ◆奥平智之連載

                 精神看護にて2018年03月号から2年間予定

                 2018年03月発行 (通常号) ( Vol.21 No.2 )
                 2018年05月発行 (通常号) ( Vol.21 No.3 )

                1. 奥平智之:栄養精神医学(1)貧血がなくても鉄不足でメンタル不調.精神看護(21)2:158-164,2018
                2. 奥平智之:栄養精神医学(2)鉄欠乏改善でレジリエンスの向上を!.精神看護(21)3:264-271,2018

                【プロバイオティクスとアレルギー】Dr.奥平の栄養漢方治療講座<その他>

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                  JUGEMテーマ:食事・栄養療法

                   

                  プロバイオティクスとアレルギー


                  『プロ』バイオティクス:probiosis 
                  (pro 共に、〜のために、支持して + biosis 生きる)


                  ・・・腸にとって有益な菌そのもの(乳酸菌、納豆菌など)、またはそれが入ったもの(ヨーグルト、チーズ、キムチや、日本古来からある納豆、漬物、みそ、しょうゆ、糠つけなど) 


                  これと対比されるのが、 菌を殺してからだを守るアンチバイオティクス(antibiotics)『抗生物質』です。

                   

                  近年,先進国では食物アレルギー,アトピー性皮膚炎もしくは花粉症といったアレルギー疾患が著しく増加しています。
                  日本でもアレルギー患者は40〜50年前には数%だったものが,最近では約30〜40%のヒトが何らかのアレルギー症状を示すと言われています。


                  一般的には遺伝的要因と環境要因が複合してアレルギーが発症すると考えられていますが,数十年の期間では日本人の遺伝子は急激に変化したとは考えられないため、環境要因の変化が #アレルギー 増加の原因と推測されています。

                  この環境要因の変化には
                  感染症の減少(細菌・ウィルスおよび寄生虫感染の減少)
                  清潔環境での生活
                  抗生物質の過剰使用
                  食生活の欧米化(食物繊維摂取量の減少)

                  大気汚染(排気ガス,ディーゼル微粒子等の粒子状物質増加)
                  ストレス(学校,職場および家庭での精神的ストレス増加)
                  アレルゲンの増加(スギ林の増加,高気密・高断熱化住宅によるダニ・カビの増加)

                  といったものが挙げられています。

                   

                  このような原因の中で最近では「衛生仮説」と呼ばれている考え方が注目を集めています1)。

                  つまり,先進国では生活水準が高くなり衛生状態がよくなり過ぎたため,乳幼児期に細菌やウイルスへの暴露が減少し,それによって免疫系が正常に発達せずバランスが崩れてしまいアレルギーが発症するという仮説です。

                   

                  また,先進国における抗生物質の使用や食餌の変化により腸内フローラが乱れ,免疫寛容が破綻することによりアレルギーが発症するとも考えられており,この仮説は「腸内フローラ仮説」と呼ばれています2)。

                  上記の環境要因の中で
                  ´↓が『衛生仮説』と
                  い『腸内フローラ仮説』に当てはまります。


                  両仮説共に微生物刺激の減少・混乱による免疫系の未発達もしくは異常と捉えることもでき,ヒトにとって安全な微生物であるプロバイオティクス投与により腸内フローラを正常化させ,微生物刺激を与えることでアレルギー疾患の治療・予防ができるのではないかという考えが生まれてきました。
                  このような観点からプロバイオティクス 投与の研究が行なわれています。

                   

                  実際アレルギー患児と健常児の腸内フローラを比較した結果,健常児に比べアレルギー患児の腸内フローラには『ビフィズス菌』や『乳酸菌』の検出率が低く,定着が遅れることが報告されています3,4)。
                  また,症状の程度が重い患児ほど『ビフィズス菌』の割合が低値であるとの報告もあります。

                   

                   

                  参 考 文 献

                  1) Strachan, D. P.: Hay fever, hygiene, and household size. BMJ, 299, 1259-1260 (1989)
                  2) Noverr, M. C., and Huffnagle, G. B.: The'microflora hypothesis' of allergic diseases. Clin.Exp. Allergy, 35, 1511-1520 (2005)
                  3) Bjorksten, B., Naaber, P., Sepp, E., and Mikelsaar, M.: The intestinal microflora in allergic Estonian and Swedish 2-year-old children. Clin. Exp.Allergy, 29, 342-346 (1999)
                  4) Bjorksten, B., Sepp, E., Julge, K., Voor, T., and Mikelsaar, M.: Allergy development and the intestinal micro‰ora during the first year of life. J. Allergy Clin. Immunol., 108, 516-520 (2001)

                   

                  出 典

                  Milk Science Vol. 55, No. 4 2007
                   

                   

                   

                   

                   

                  ◆奥平智之FBグループ

                   日本栄養精神医学研究会

                   食事栄養療法俱楽部

                   【テケジョ=鉄欠乏女子】

                   

                  ◆奥平智之著書

                   マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ

                   単行本(ソフトカバー) – 2017/11/11
                   奥平 智之  (著),‎ いしいまき (イラスト)  

                   

                  ◆奥平智之連載

                   精神看護にて2018年03月号から2年間予定

                   2018年03月発行 (通常号) ( Vol.21 No.2 )


                  【下痢症とプロバイオティクス】Dr.奥平の栄養漢方治療講座<その他>

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                    JUGEMテーマ:食事・栄養療法

                     

                    下痢症とプロバイオティクス


                    抗生物質 を投与された患者の20%は腸内フローラのバランスが崩れたことにより抗生物質誘導性の下痢がみられます。

                    特に腸内フローラ異常に続いて起こる Clostridium difficile の増殖による下痢は,抗生物質誘導性下痢の20〜40%を占め,重症化すると偽膜性腸炎へと移行するため注意が必要です。

                    この種類の 下痢 は,
                    プロバイオティクス 投与による腸内フローラの正常化により改善が得られることが知られており,その効果の作用機序は

                    栄養素の競合による増殖抑制
                    腸管内定着抑制(腸管上皮細胞付着阻害)
                    有機酸やバクテリオシンによる抗菌作用
                    免疫賦活作用

                    などが考えられています。

                     

                    ●6 ヶ月から 3 歳までの乳幼児を対象として B. lactis 及び Streptococcus thermophilus を添加した育児用調製粉乳を哺乳させた試験において,抗生物質誘導性下痢症状を呈した乳児の割合は無添加群では31%,添加群では16%を示し予防効果が確認されました1)。

                     

                    ●6 ヶ月から 5歳までの急性下痢を発症した入院児を対象として生菌剤(B. infantis 及び L. acidophilus 各109cfu 含有)を投与した試験において,コントロール群(薬剤なしの非経口的水分補給)に比べ生菌剤投与群では下痢頻度が有意に改善され下痢の期間も有意に短縮されました2)。

                     

                    ●抗菌剤の中でもエリスロマイシンは広く使用されている抗生物質ですが下痢等の消化器系の副作用がよく見られることが知られています。
                    健常者を対象にエリスロマイシン投与と共にヨーグルトを摂取させた試験では,B. longum を添加したヨーグルト群に比べ無添加ヨーグルト群では腹部不調の割合が有意に増加し,Clostridium の検出率も高値を示しました3)。

                     

                    ●高齢者に B. bifidum 及び L. acidophilusを 1 日あたり 2×1010cfu, 20日間投与した結果,糞便中の C. difficile 関連毒素の検出率は,プラセボ群で7.25%に対して投与群では2.9%であり,下痢症状を呈した時の C. difficile 関連毒素の検出率は,プラセボ群で78%に対して投与群では46%であることが確認されています4)。

                     

                    以上のように乳幼児から成人,高齢者まで種々の下痢症に対してプロバイオティクスによる予防や症状改善が報告されています。

                     

                    1) Correa, N. B., Peret Filho, L. A., Penna, F. J.,Lima, F. M., and Nicoli, J. R.:A Randomized Formula Controlled Trial of Bifidobacterium lactis and Streptococcus thermophilus for Prevention of Antibiotic-Associated Diarrhea in Infants. J. Clin. Gastroenterol., 39, 385-389 (2005)
                    2) Lee, M. C., Lin, L. H., Hung, K. L., and Wu, H. Y.:Oral bacterial therapy promotes recovery from acute diarrhea in children. Acta. Paediatr. Taiwan,42, 301-305 (2001)
                    3) Colombel, J. F., Cortot, A., Neut, C., and Romond,C.: Yoghurt with Bifidobacterium longum reduce serythromycin-induced gastrointestinal effects.Lancet, 2, 43 (1987)
                    4) Plummer, S., Weaver, M. A., Harris, J. C., Dee,P., and Hunter, J.: Clostridium di‹cile pilot study:effects of probiotic supplementation on the incidence of C. di‹cile diarrhoea. Int. Microbiol., 7, 59-62 (2004)

                    Milk Science Vol. 55, No. 4 2007

                     

                     

                    画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、立ってる(複数の人)

                     

                    ◆奥平智之FBグループ

                     日本栄養精神医学研究会

                     食事栄養療法俱楽部

                     【テケジョ=鉄欠乏女子】

                     

                    ◆奥平智之著書

                     マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ

                     単行本(ソフトカバー) – 2017/11/11
                     奥平 智之  (著),‎ いしいまき (イラスト)  

                     

                    ◆奥平智之連載

                     精神看護にて2018年03月号から2年間予定

                     2018年03月発行 (通常号) ( Vol.21 No.2 )


                    【夜型生活のフクロウ型? 朝型のヒバリ型?】Dr.奥平の栄養漢方治療講座<その他>

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                      JUGEMテーマ:食事・栄養療法

                       

                      夜型生活のフクロウ型? 朝型のヒバリ型?


                      うつ状態の中に”フクロウ型”といわれるタイプがあります。
                      「朝寝の宵っ張り」で寝ていたい、休日は昼頃まで寝ていることが特徴。

                      夜行性のフクロウの習性に例えて名付けられている。

                      夜更かししがちな小学校の高学年から思春期の中高生、そして30歳代くらいまでに多い。

                      『不登校』や『遅刻』をしやすい。

                      朝は頭がボーっとしていて学校の授業中も学習のパフォーマンスが低いが、夕方から夜にかけて最も元気。

                      夜には元気になりゲームや好きなことはできる。

                      朝食は欲しがらず、夕食が美味しく、よく食べられます。

                       

                      《症状》
                      慢性疲労、頭重感(後頭部)、肩こり(うなじ)、胃弱、めまい・立ちくらみ(起立調節障害)、手足の冷え、無気力、血圧低め
                      やる気があっても体力がない、神経質

                       

                      《おなか》
                      胃に水が溜まってポチャポチャという、
                      ヘソの上に動悸が触れる
                      やせ型が多い

                       

                      《漢方薬》
                      フクロウ型は起立調節障害や頭痛などの症状が出ることが多いので
                      苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう) 』が使われることが多い。

                      茯苓(きのこ)・桂枝(しなもん)・朮(おけら)・甘草(かんぞう)の4つの生薬からつくられています。

                      この処方で、めまい、肩こり、頭痛、疲れやすさが良くなり、手足が温まり、朝起きるのがラクになる人がいます。

                      疲労や食欲不振が強い場合は
                      補中益気湯(ほちゅうえっきとう) 』を併用することもあります。

                       

                      《栄養療法では、副腎疲労(Adrenal Fatigue)として治療》
                      〜瓩寝る
                      ▲咼織潺鵤叩▲咼織潺鵤揃押亜鉛、マグネシウムをしっかりとる
                      9咳蠑漂醉僂里△EPAが豊富な魚油
                      ご鼎い發里肇魁璽辧爾鬚笋瓩
                      ド腎疲労が強いときに、過度の糖質制限をしない
                      などなど・・・

                       

                      《隠れ鉄欠乏が併存していないか血液検査も・・・》
                      MCV,フェリチン,TIBC

                       

                       

                       

                      ◆奥平智之FBグループ

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